ジャック

株式会社大都 代表取締役 https://www.daitotools.com DIY FACTORYを運営。 https://www.diyfactory.jp 日本DIY協会認定DIYアドバイザー歴20年。

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株式会社大都 代表取締役 https://www.daitotools.com DIY FACTORYを運営。 https://www.diyfactory.jp 日本DIY協会認定DIYアドバイザー歴20年。

    最近の記事

    DAITO AWARD 2022 受賞企業発表

    株式会社大都のジャックです。 11月21日(月)に開催された「DIY FACTORY TRYANGLE 2022」(大都85周年感謝祭)にご参加、ご協力いただいた総勢250名のパートナー企業のみなさま、お忙しい中、本当にありがとうございました。 改めて本当に素敵な人たちに囲まれてるなぁと実感しました。 みんなほんと最高です。 早速ですが、当日発表のあった「DAITO AWARD 2022」の受賞企業を改めてお知らせします。(敬称略) 受賞企業のみなさん、おめでとうござい

      • 大都:監査役人事に関するお知らせ

        本日開催の取締役会において、社外監査役1名、常勤監査役1名の内定について決議いたしましたのでお知らせいたします。 黒坂さん(以下マルコ)は元UFJ信託銀行で2015年当時大都の担当でした。 創業78年だった大都の初のエクイティファイナンスの裏には彼の活躍があった。ひと月に株主総会を13回も開催するって狂ってる。(笑) 岩崎さん(以下ロック)は元みずほ銀行で2017年当時大都の担当でした。 当時の大都のデットファイナンスは彼が切りもりしてくれていた。この時に初めてシンジケー

        • 新年を迎える3つのルール:2022年

          新年あけましておめでとうございます。 だいたい、新年最初の投稿って、「今年の抱負」とか「今年の予測」とか書くじゃないですか。 当然、会社の今年の方針とかはスタッフに共有しますが、私の今年の抱負とか書いても「知らんがな」って感じだと思うので書かないでおきます。 あと「今年の予測」も「未来は予測するものではなく、つくるもの。」ってことでやめておきます。(誰やねん) ということで、「新年を迎えるときの3つのマイルール」を書きますね。(それこそ「知らんがな」) 1、スタッフ

          • 穴開けパンチのカスを拾う

            私、経営者として大きな未来を描いて大局を見なければいけないのはわかっているのですが、床に落ちてる穴開けパンチのカスを拾わずにはいられません。 こういうやつ。 画像を見てるだけで拾いたくなります。(待ち受け画像にしようかな。) あと、タイルカーペットに刺さっているホチキスのカスも抜かずにはいられません。 あと、会議室のイスが綺麗に並んでないと気持ち悪い。 これは自社に限らず訪問先の会議室のイスでも同じなので、会議終了後に全部綺麗に並べて退出します。 (お気付きのお取引

            「偏差値」より「変差値」

            8月31日、朝から会社の近所の生野工業高校にて1限目の授業を担当させていただきました。(大都から徒歩2分) この高校って先日お亡くなりになった笑福亭仁鶴さんの母校なんですね。その笑福亭仁鶴さんが1937年生まれなので大都の創業の年と同じ。 そんなご縁を感じながら教壇に立たせていただいたわけですが、全くウケませんでした。先生は笑ってたけど生徒は驚くほどに反応なし。寝てる子もいた。質問コーナーも誰も手を挙げてくれない。これはやり方を変えないといけません。次は絶対に笑わせてやる

            企業文化がいかに重要か。

            2000年、ブロックバスター(売上6000億円:レンタルビデオ9000店舗) ネットフリックス(売上36億円/57億円の赤字:オンラインDVD郵送レンタル) 当時、苦しんでいたネットフリックスはブロックバスターに買収して欲しいと頼むが断られる。 奮起したネットフリックスは生き延び、V字回復を果たし2002年に上場。 ブロックバスターは2010年に破産した。 DVDレンタルからストリーミングへという時代の変化に対応できなかった。 なぜこうなったのか。 ネットフリックスは

            とんでもないところへ行くただ一つの道

            特定カテゴリーのECで圧倒的に成長している2社。 その売上グラフが美しい。 【モノタロウ】 マザース上場  2006年12月3日 上場時時価総額 276億円 上場時の売上  91億円(社員数63名) 売上1000億達成 2018年(上場後12年) 現在の時価総額 1兆2000億円(2021.08) 【ZOZO】 マザース上場  2007年12月11日 上場時時価総額 319億円 上場時の売上  60億円(社員数171名) 売上1000億達成 2019年(上場後12年) 現

            暮らし方改革が起こってる。

            うちの会社の支援チームのAくん(30)。 (支援チームというのは一般的にいう経理総務の管理チームのことですが大都では「管理」という言葉を使いたくないので「支援チーム」と読んでます。) 大都ではそれまでリモートワークを認めていたなかったのですが、2019年にトライアルとして初めてリモートワークにチャレンジしたのがそのAくんでした。 その時のことを書いてたnoteを是非読んでみてください。 このnoteを書いた日付を見てください。2020年1月5日。 そう、まだパンデミックに

            オンラインで「初めまして」

            昨年からほとんどのミーティングがオンラインになった。 社外とのミーティングも同じで、オンラインで「初めまして」というケースも少なくない。 で、気がついたのですが、このオンラインで初めてお会いした(?)人の名前を覚えていない。 私、人の顔と名前を覚えるのは得意な方なのですが、それでも覚えてない。 なんでだろうって考えてたのですが、人間って名前と顔以外の様々な情報を紐付けて記憶してるんだと思う。 ・スレンダーで背が高い人 ・口元にほくろがある人 ・同じ名刺入れを使ってる人

            「あなたはどうしたい?」

            もう何年か前の話ですが、新卒1年目の女性スタッフAさんが総務で問題が発生した時に相談をしにきてくれました。 「今、総務でこんな課題があるのですが、どうしたらいいですか?」 なので、こう回答しました。 「Aさんはどうしたらいいと思う?」 当初はAさんも戸惑ってました。 でも、それから半年もしないうちに彼女から相談の内容は変わりました。 「今、総務でこういう課題があります。  で、私は解決方法として3つあると思います。  Aはこれこれで、Bはこれこれ、Cはこれこれです

            折れない心を持つこと。

            以前、後輩起業家に「経営者にとって一番大切なことってなんでしょう?」と聞かれたので「折れない心を持つこと」じゃないかなと答えたことがあります。 つまり「レジリエンス」ですね。日本語で言うと「逆境力」。 一般的には「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉ですが、私は総じて「逆境力」だと思ってます。 誰しも「あー、凹むわー」ってことがあると思うのですが、その凹んだところを跳ね返す回復力のことです。 この「レジリエンス」って言葉を教えてくれたのが、ラグビー日本代表メンタル

            リモートワークは続くのか。

            我々は意図せず新しい働き方を手に入れることができた。 大都はこの1年半、スタッフ全員がリモートワークにチャレンジしつつ、多くの目標を達成してきました。 リモートワークで通勤時間はなくなり、大切な人との時間が増えたという人も多いのではないでしょうか。 一方で、カルチャーやコミュニケーションなど失われたものも多い。なんと言っても、偶然の出会いや雑談がなくなった。 今のところは「過去の関係性の資産」でなんとかなっていますが、この1年半でその資産はどんどん目減りしていっている

            面倒くさいことをしよう

            最近、色々な人によく言われます。 「昨年からの巣ごもり需要でDIYが流行ってるから業績いいでしょうね」 はい。確かに業績はいいですね。(嫌な奴か) ただ、背景がちょっと違うと感じてます。 例えば、キャンプ。 自分でテントを張って、食材を買いに行って火をおこして調理して、後片付けして、家に帰ったらまたそれらを片付けなきゃいけない。 考えるだけでも面倒くさい。 旅館に泊まれば、お風呂は湧いてるし、食事は出てくるし、布団は敷いてある。 例えば、DIY。 子供部屋を塗装しよう

            事業を成長させていくために最も重要な競争要因は何か。

            先日、女性起業家5名とのトークセッションの中でこんな体験談があった。 「ある日、突然スタッフが半分退職してどうなるかと思ったが、なんと業績は逆に上がった。」 その退職したスタッフたちは会社に対して批判的だったらしい。 それでみんなで示し合わせて突然退職した。 普通に考えると半分もいなくなったら残されたスタッフは大変。 でも、逆にそれがきっかけでチームが盛り上がって劇的に生産性が上がった。 その時に思い浮かんだのが、ネットフリックスの創業者リード・ヘイスティングスの話。

            ポテンヒットになってないか?

            ポテンヒットって野球で使う言葉ですが、打球が内野手と外野手の間あたりにフラフラっと上がってポテンと落ちてヒットになってしまうことを言います。 ピッチャーとしては打ち獲ったと思った打球がヒットになってしまう。 これはチームでプレイをする上で起こりうる出来事です。 センターを守っていて、センターに向かって飛んできた打球は当然センターが取りに行きます。 ライトが取りに行ったりはしない。 それがセンターとセカンドの間辺りにフラフラっと打球が上がった時に、センターはセカンドが

            DIY業界におけるデジタルシェルフという考え方。

            大都はもともとホームセンターへの卸売りが100%の会社でした。 (今は卸事業は完全になくなりましたが) なので、ホームセンター業界のことは当事者としてそれなりに理解してます。 例えば、ペンキ売り場があってその棚には塗料メーカー「Aペイント」の商品が並んでいます。そこに競合の「Bペイント」が自社の商品を売り込みに行ったとしてもホームセンターの棚には物理的な制限があるので簡単には受け入れてもらえません。 すると、Bペイントが棚に並んでいるAペイントの商品を全て買い取って自社