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ゲームエンジン「Unity」が年内IPOに向けて準備。前回調達時の評価額は63億ドル

ゲームエンジンを開発する「Unity」が年内のIPOに向けて準備を進めているとBloombergが報じました

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Unity

Unityは2004年にデンマークで創業され、自社ゲームリリースをきっかけに2005年からMac OS Xに対応したゲーム開発ツールの提供を開始しました。

ゲームエンジンそのものはC言語/C++で書かれており、開発者はC#を利用できます。

Unity_とは?その実態、これまでの歩み、これからの歩みを確認する___Unity

Unityによれば、全ゲームの半分はUnintyのゲームエンジンを利用しているとのこと。ポケモンGOなどもUityで作られています。

ソリューション___Unity

Unityの活用対象はゲームにとどまらず、アニメや建築設計、自動車製造の3Dモデリングにも広がっています。VR/AR/MRの時代においてインフラとなる技術だといえます。

2019年7月にはSequoiaやSilver Lakeなどから5.25億ドルを調達し、評価額は63億ドルに。

今回のBloomberg記事によると、売上成長率は前年比+30%、グロスマージンは80%以上のようです。

ゲームエンジンというと、最大のライバルはEpic Gamesが開発するUnreal Engine。

先日発表されたUE5に度肝を抜かれた方も多いかもしれません。

Fortniteの爆発的なヒットで「メタバース」の構築を狙うEpic Gamesに対し、Unityがどうやって対抗していくのか興味深いところ。

今週はワーナーミュージックやZoominfoが上場するなど、など米国IPO市場が再び活気を取り戻そうとしています。2020年後半にはユニコーン企業の上場も増えてくるかもしれません。


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