![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27496326/rectangle_large_type_2_7a6f77f50c324448cc73f9f20b7ea43c.jpg?width=1200)
ゲームエンジン「Unity」が年内IPOに向けて準備。前回調達時の評価額は63億ドル
ゲームエンジンを開発する「Unity」が年内のIPOに向けて準備を進めているとBloombergが報じました。
(Unity)
Unityは2004年にデンマークで創業され、自社ゲームリリースをきっかけに2005年からMac OS Xに対応したゲーム開発ツールの提供を開始しました。
ゲームエンジンそのものはC言語/C++で書かれており、開発者はC#を利用できます。
Unityによれば、全ゲームの半分はUnintyのゲームエンジンを利用しているとのこと。ポケモンGOなどもUityで作られています。
Unityの活用対象はゲームにとどまらず、アニメや建築設計、自動車製造の3Dモデリングにも広がっています。VR/AR/MRの時代においてインフラとなる技術だといえます。
Unityが5.25億ドルを調達して評価額60億ドル超え
— Kohei Ando (@ando_kohei) July 27, 2019
2020年上期のIPOを目指しているとの噂
世界シェアNo.1のゲームエンジンで、ポケモンGOなどでも使われている
VR/AR時代に突入した今後は、エンタメだけでなく全産業で用いられる基盤技術になる可能性を秘めていると思いますhttps://t.co/Ndmxbbz14j
2019年7月にはSequoiaやSilver Lakeなどから5.25億ドルを調達し、評価額は63億ドルに。
今回のBloomberg記事によると、売上成長率は前年比+30%、グロスマージンは80%以上のようです。
ゲームエンジンというと、最大のライバルはEpic Gamesが開発するUnreal Engine。
先日発表されたUE5に度肝を抜かれた方も多いかもしれません。
Fortniteの爆発的なヒットで「メタバース」の構築を狙うEpic Gamesに対し、Unityがどうやって対抗していくのか興味深いところ。
今週はワーナーミュージックやZoominfoが上場するなど、など米国IPO市場が再び活気を取り戻そうとしています。2020年後半にはユニコーン企業の上場も増えてくるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?