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2021年すこぶる面白かった漫画たち

今年もたくさんの漫画に楽しませてもらいました。やっぱり漫画は素晴らしい。

そんな中で特に面白かった、心に残った漫画を独断と偏見と自己満足で10冊選びました。年末年始暇つぶしのの参考にどうぞ。

我ながらジャンルの統一感が無い。


僕のヒーローアカデミア/堀越耕平

今ジャンプで一番続きを楽しみにしている漫画。最終章に入り伏線回収も始まって、怒涛の展開が連続で熱い。善と悪の対立という定番かつ難しい題材に向き合い続けたからこその今の熱い展開なのかな。強さのインフレも長期連載の割には大きく崩れてないのも読みやすいポイント。

多分あと1,2年で終わりそうだけど、ラストまでどう描くか楽しみすぎる。

シオリエクスペリエンス/長田悠幸・町田一八

漫画力が試される表現の一つに「音楽」ってのがあると思うんですけど、これは一つの正解を更新し続けている漫画だと思ってます。それくらい演奏シーンが素晴らしい、これぞ漫画でしか表現できないライブ。熱すぎてもはや泣けます。

物語も新展開を迎え、表現のアップデートと共にまだまだ楽しみが尽きない。

め組の大吾 救国のオレンジ/曽田正人

相変わらず曽田正人先生は、天才を描くのがうまい。災害の状況や消防隊の装備は現代にアップデートされて興味深いし、適度に前作との繋がりも仄めかしつつ、先が気になる展開が続いています。来年以降が楽しみな作品。

私のジャンルに神がいます/ 真田つづる

題材はBL&小説の二次創作界隈の話だし、同じような境遇になったことがないエピソードの連続だけど、同じオタクとしてなぜか共感してしまう事だらけという不思議な感覚を味わえる漫画なので、ジャンル外の人も読んでみてほしい。

ウマ娘 シンデレラグレイ/ 久住太陽

アプリが猛威を奮ったウマ娘ですが、漫画がこれまた面白い。とにかくレース描写が熱いんですが、登場人物の心理描写や表情の描き分けが抜群に上手いオグリキャップが主人公だけど、最近はほぼタマモクロスが主人公。

ファイブスター物語/永井護

最近は魔導大戦を軸に比較的わかりやすい展開が続いてたFSSですが、今巻はぶっ飛んでた。そうそう、FSSってこれだったなと、時間も舞台も超越した展開が読者を混乱の渦に巻き込みました。

でも、設定資料集や漫画を1巻から読み直すと、初期の設定から全てが繋がっていて永野護はやっぱり神だったんだなと再認識できる、神巻でした。

ジョジョリオン/荒木飛呂彦

もう漫画ってより芸術に近くなってきたジョジョ8部がついに完結、気づけばジョジョ史上最長の作品。暫く読んでなかったんですが完結を機に1巻から一気読みしたら、流石の面白さでした。

果たして本当に10部まで描くのか、来年の動向に注目。

転生したら第7王子じだったので魔術を極めます/石沢庸介・謙虚なサークル

作者の石沢先生のデビュー作超人学園がめちゃくちゃ好きでそっから応援しているのですが、久々に今作がヒットとなって嬉しい。

同世界上での転生系で、話自体も面白いんですが、とにかく戦闘時の描写、コマ割り、構図が神がかっているので、それだけでも読む価値あり。漫画における新たな戦闘描写を味わえる漫画です。

放課後さいころ倶楽部/中道裕大

ボドゲ漫画という稀有なジャンルを長期間に渡って描いていた放課後さいころ倶楽部もついに完結。お疲れさまでした。

なんか後半恋愛マンガみたいになっていたけど、軸のボドゲ解説も毎話丁寧にやったり、漫画オリジナルのボドゲも作ったりとボドゲ愛に溢れた作品でした。

ベルセルク/三浦建太郎

改めて41巻を読んで、泣きました。本当に続きが読みたい。キャスカも目覚めてこれからなんですよ、、、先生、、、

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