「脳と体の連携」カラダの仕組みを知ることで能力爆上がり
こんにちは、ひろたにです。
ジュニアスポーツの試合に行くと、よくこのような声が、指導者や保護者の方から聞こえてきます。
「緊張しないで!」
「落ち着いて!」
「ミスを気をつけて!」
「ドンマイ、ドンマイ」
「集中して!」
聞いたことありますよね?
その「声かけ」子どもの脳からすると、上手く行かなくなる可能性が高いですよ。
今回の記事では、「脳と体の連携」について解説します。
脳と体は連携している
想像してください。
今、目の前にレモンがあり、ぎゅっと絞ってみて下さい。
絞ったレモンの汁を、今度は器に入れて、その汁を一気に飲んでみましょう!
果たしてどうなりましたか?
ほとんどの人は、唾液が口の中に出てきたと思います。
なぜ、唾液が出てきたのか?
自分では出そうと思っていなくても、
自然と出てきたと思います。
これが脳と体の連携で
一番わかりやすい例です。
でも、これをレモンを食べたことがない人に
同じことをイメージさせると…
唾液は出ないのです。
はい、もうお分かりですよね。
脳の中のデータが、体を勝手に動かしていると言う事です。
過去にレモンを食べた瞬間に、
「酸っぱい!」と感じたら
脳は「レモン=すっぱい」とデータをインプットさせます。
だから、レモンを思い出しただけで
脳の中は「酸っぱい」を感じ
唾液を出すように指示を出してくれます。
では、先ほどの言葉で
「緊張しないで!」と言えば、
脳は何を感じ、
どんな行動を体に指示すると思いますか?
まずは脳と体が連携しているということを覚えておいてください。
脳の中のデータ次第で体への指示が違う
サッカーのPK
バスケットボールのフリースロー
ゴルフのショートパット
短距離ランナーのスタート
あらゆる場面で、練習では上手くできているのに
試合や大会では上手くできない…
こんなことって
スポーツの世界ではあるあるですよね。
しかも、他の選手は
練習通りの行動が本番でもできていたら
練習不足だと思って
より練習をさせられたり…
コレ、実は脳からの指示が違うからです!
聞いたことがあると思いますが
「緊張すると体が硬くなる」
まさにそれと同じです!
脳内のデータが体に指示を出している
脳の中にデータが入っていて
体に「こう動きなさい!」と指示を出しています。
緊張したら体が硬くなるも同じです。
「緊張」を脳が感じた時点で
身体を硬くしているということです。
でも、ここにズレがあります。
緊張して硬くなるとは少し違っていて
「緊張」だと感じる出来事が起きた時に
身体を硬くしているということです。
緊張して硬くなる子のよくあるパターンで説明します。
例えば、サッカーのPKのシーン。
「コレを外せば負けてしまう…」と言う時に
緊張してしまう子がいます。
それは「外してしまったらどうしよう?」を感じ
「外したら負けてしまう」
「外したらコーチの怒られる」
「外したら笑われる」
「外したらチームメイトに迷惑をかける」
などがインプットされているから
「それはイヤだ!」と思い
緊張するのです。
だから…
「緊張するなよ」では
緊張をイメージし、より硬くなります!
では、どうすればいいのか?
脳内のデータに気づき書き変える
先程も、お伝えしましたが
「緊張したら硬くなる」子の脳内にも
色々なデータがあります。
外したら負けてしまう
外したらコーチの怒られる
外したら笑われる
外したらチームメイトに迷惑をかける
まずは子どもの脳の中に
どんなデータがインプットされているのかを確認します。
「試合中、PKを外したらどう思う?」
と聞いてみて下さい。
負けてしまうから緊張するのか
コーチに怒られるから緊張するのか
この質問から答えた内容がインプットされた
緊張する原因の一つです!
このデータがわかれば書き変えて行けばいいのです!
緊張すると体が硬くなるだけではなく
脳内のデータが人生を大きく左右するので
書き変えていく方法を身につけておきましょう!
脳内のデータとは?
脳内のデータがインプットされていると言っても
「いつ?」「どこから?」と
なると思いますので、解説します。
脳内のデータにも色々あります。
まずは「言葉」
子どもの時から言われてきた言葉があります。
人に迷惑をかけてはダメ
友達とは仲良くする
親の言うことを聞くのはエライ
努力することはエライ
いつも笑顔でいなさい
お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから
マジメに勉強しないとダメになる
泣くと鬼が来る
貯金するとエライ
途中で諦めない など
色々とあると思います。
脳の仕組みからすると、5~6歳ぐらいまでに
親の言葉がが8割を占めているそうです。
それともう一つが「体験や経験」です。
意見を言ったら否定された
話しかけたらムシされた
遊んでいたらケガをした
独りぼっちだと寂しい
頑張ったのに、結果が出ないことで怒られた
否定され続けた
習い事ばかりで遊べなかった など
これも色々とありますよね。
これらたくさんのデータが
脳にインプットされ
その後の人生に大きな影響を与えます。
ココではあまり「脳の仕組み」は説明しませんので
「脳の仕組み」は下記の記事を参考にしてください。
脳内のデータが人生を左右する
知らずにインプットしてしまったデータ。
脳の仕組みを理解された方は
その後の人生がそのままになる
と言う事をがわかると思います。
元に戻って
脳と体が連携している
と言う事がわかっていただけましたでしょうか?
僕の経験から
実例をお伝えします。
脳の仕組みを学び始めて
脳内のデータに気づくようになりました。
それが…
僕ばよく母から
「人に迷惑をかけるな」を
言われてきたことを思い出しました。
この言葉を繰り返し言われると
脳の中にインプットされ
「信じ込み」「思い込み」として
常に人に迷惑をかけることはよくないと
避けるようになります。
だから…
人に迷惑をかけることは
あまりしてこなかったと思います。
だから良い子だったのかも知れません。
でも、悪い面にも影響が出ていました。
例えば、
「人に相談する」
「人にお願いする」
などは迷惑がかかる…
だからやめよう!
脳の仕組みを知って、
初めて気づきました(笑)
人に相談したり
お願いすると迷惑がかかる
人生、損していると気づきました。
このようなことが
ホントたくさん、ビックリするぐらいあります。
だから人生を好転させることもできるようになりましたけど。
人生を変えるためには
人生を変えるためには
自分を変える必要があります。
その一つに
「脳内のデータ」に気づき、書き変える
と言う作業が必要です。
まずは、どんなデータが入っているのか
これは色々な質問をして行く中で
思考のクセのように出てきます。
あっ、この人このような信じ込みがあるな
こんな感じです。
まずは色々とある脳内のデータに気づき
次はそれを書き変えることをすれば
人生がそこから少しずつ変わり
気が付くと大きく変わっています。
これを言うと、
「過去は変えられないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
イヤイヤイヤ
過去を思い出していく変えていくような脳トレ法をお伝えしています。
人生を変えるためには
「過去の悪いと思うような出来事」から
思考のクセを見つける作業を行います。
ココは非常に大事なので
解説しておきます。
過去の出来事は変えられる?!
あなたは
過去の出来事は変えられないと思っていますか?
大正解です!
脳を学んだ僕でも
過去は変えられません!
えーーーーー
だったら過去は変えられないじゃないか…
と言われそうですけど
ここで脳の仕組みが必要なのです。
脳内にインプットされているのは
「出来事」と一緒に
「感情」や「意見」「感想」などと一緒にインプットされています。
実際の僕の例で説明すると…
僕は高校受験で失敗し
違う学校に行かされるようになりました。
だからと言って
「高校受験に合格した」とは
口が裂けても言えません。
してませんので…
「高校受験不合格」と言う事実に
紐づいている言葉や感情があるのです。
例えば
情けない
恥ずかしい
もっと勉強してればよかったなど
この感情が
「高校受験不合格」と一緒に紐づいて
インプットされているのです。
だからその一緒に紐づいている
「感情や言葉」を変えると
過去の出来事が変わったかのようになります。
脳の仕組みを知ると面白いですよ。
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