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オーガナイズを考える

お疲れ様でございます。
郡山市で公認ポケモンカードイベントオーガナイザーをしているハナシチと申します。
オーガナイザーになって半年近く、考えていることをつらつらと書きます。

現在私が開催している主な公認イベントは2つあります。
ひとつは女性限定交流会フラべべ杯、
もうひとつは平日開催のはがっこポケカくらぶです。

字幕のあるポケカ交流会も主催していますが、こちらは非公認イベントとして開催しています。
理由はいずれ文章化したいと思っています。

まず女性限定交流会フラべべ杯に関してのお話です。
女性限定イベントは全国各地で開かれています。
郡山市でも過去にシーガル郡山店さん主催で開催されたことがありました。
それを復活させたくてシーガルさんと共同という形で現在は開催させてもらっています。
平日午前開催なのは私の仕事の都合と、主婦層をターゲットにしているからです。
こちらはお店のイベントスケジュールにも寄りますが、日祝開催も視野に入れていますので、平日参加が難しい方も、気長に待っていただければ幸いです。

いつも考えていることがあります。
この多様性の時代において、"女性限定"と参加者を絞ってしまう意味です。
今のところ、批判の声はいただいてませんが、何か抱える想いのある方がいるかもしれません。
私自身もどうせ仲良くなってもらうなら男女大人子供問わず、ごちゃ混ぜが良いと考えています。
誰もが仲良く、そうあってほしいとさえ願っています。
しかし現実はどうでしょうか。
ジムバトルに参加すれば男女比9:1です。
10:0と言っても過言ではありません。
もちろんカードゲームが男性が熱中しやすい遊びである面もあるでしょう。
最近は競技性も高まり、勝った負けたを気にする話も多々聞きます。
勝ち負けを気にするあまり、過激な態度を取ってしまう話も耳にします。
身なりの話を聞くのもカードゲーム界隈の特徴でしょうか。
以上のようなトラブルは男性であろうが、女性であろうが、起こりうる話です。
ただ比率の上では悪目立ちしてしまうのが男性である以上、怖い目、嫌な目に遭ってしまうのではないか、不安を抱く女性もいるかもしれません。逆も然り。
そして無視できないのは性被害の話です。
本当に残念なのですが、嫌な思いをしたことがある女性の友人の話も聞いたことがあります。

気にしなければいい!
そう思える人間はどのくらいいるでしょうか。
楽しみたいのに楽しめない、できればそういった人の安心できる場所を提供したい、はじめの一歩を応援したい、そんな気持ちでフラべべ杯は開催しています。

いろいろ書きましたが、主催は考えすぎる性質なのでポケカしたい!の気持ちで来てくださるのが一番です。
いつも参加してくださる方に感謝申し上げます。

続いてはがっこポケカくらぶのお話をします。
こちらは近所の公民館でイベントができたらいいな、が単純なきっかけです。
よく開催する公民館には公園があり、なんとそこでポケカをしている子供がいると話を聞いたことがありました。
ぜひそんな子供たちを引き込みたい、ワクワクした気持ちで始めました。
しかし、蓋を開いてみるとルールを知らない子供たちが部屋にドッと押し寄せてきました。
平日にも関わらず、手伝いに来てくれた友人たちを巻き込んでティーチングが続きます。
ポケカを楽しみたいと遊びに来てくれた子をティーチングに巻き込んでしまったこともあります。
私はそれが深く心に刺さっています。
ポケカを楽しむために開催しているのに、押し寄せる子供たちの対応で手一杯になっている、つまらない思いをさせていないかとても心配になりました。
公認オーガナイザーにはイベントで配布できるプロモパックがあります。
余らせても困るものなので、いくらでも配布して構わないものですが、このプロモパックをいくつももらおうとする子供と出会ったことがあります。
無論ポケカでは遊びません。
余らせても困るといえど、数に限りはあります。
これは本当にポケモンカードのイベントと言えるのか。
この件が心に引っかかり続けています。

オーガナイザーとして経験が浅く、見聞が狭いせいもあるでしょう。
子供を扱う資格を持っているわけでもなく、子供向けのイベントを開こうとしている甘さもあるでしょう。
自身の考えの至らなさに打ちひしがれるばかりです。

はがっこポケカくらぶの方は、あり方をまだまだ工夫できるはずです。
平日開催のため、手伝いの人員に限りがあります。
故にティーチングの数を絞り、あぶれた子供達には別のティーチングイベントへ誘導するのです。
開催数は厳しいかもしれませんが、不可能ではありません。
全員にポケモンカードをさせるのは難しくても、ポケモンカードを遊びに来てくれた子には楽しんで帰ってもらいたい。
ポケモンカードを知らない子には、また別の機会に楽しさを知ってもらいたい。
自身の不甲斐なさに打ちのめされる毎日ですが、楽しみに来てもらう、楽しんで帰ってもらう、これを目的に今後も開催できたらなあと考えます。

最後に、この場を借りていつもイベントを手伝ってくれる友人たちに多大なる感謝を。
ポケカは楽しいものなんだよ、友達が増えていく素敵な遊びなんだよ、それを経験してもらえるようなイベントを、これからもオーガナイズしていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
またいずれかのイベントでお会いしましょう!

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