トップガンマーヴェリック【感想】(ネタバレしない程度に)
久しぶりに子どもと一緒にみた映画。
見ようかどうか迷ってたけど、ちょうどいいタイミングで家族のイベントとして映画館に行ったので、迷わずこれをチョイスしました。
結論からいって
とても楽しめる映画でした。
前作を観て戦闘機パイロットに憧れた私にとって、今回の作品は戦闘機パイロット時代を思い出すものでした。
実際のFS missionと比べて、リアルかどうかという観点ではなく、
という作品でした。
おぉ!と思ったシーン
どうしても急上昇が必要な状況で、機体制限を超えてプルアップする。
そんなシーンが何度かありました。
そのカット割の1カット。パドルを握るトムクルーズ。
拘ってるなぁと思いました。
F-18の操縦経験はもちろん無いし、操縦系統の電子制御の詳細も分かりませんが、おそらくあの描写はGリミッターの解除だと思いました。
ホントこだわりを感じる。US海軍の監修もかなり本気でやってる感じ。
違和感を回収してくれた
先のシーンに尽きるんですが、私が感じた違和感は見事にこれにより回収されました。
正確なセリフは覚えていませんが、
的な。
ブリーフィングシーンではそう思っていましたが、実際にフライトのシーンで先程の描写があったので、おぉーーーーー!気合い入ってるーーーー!ってテンションが上がりました。
私は実際リミッター解除なんてしたことないですw
でも機体としてはそれができるし、実戦で任務達成を目指したらそうなるんだろうなぁと。
もちろんリアルじゃないところも
あくまで「映画」。
リアルを追求することが目的じゃないので、実際にFS missionを考えた時に、それはないなぁ〜ってことはありました。
でもリアルに描いたらきっと迫力も面白味もない映画になっちゃうと思います。
だからこれがベストだった
リアルを知っていても楽しめる。
何より「カッコいい」と憧れそうになる。
(今憧れたら負けな気がするので、憧れないw)
それはリアルを追求しすぎていないおかげで、魅力的なストーリーと迫力ある航空機の映像になったからだと思う。
を見事に作品で表現してくれていると感じました。(前作もその点では一緒)
広報効果もあるだろう
この映画、確実に広報効果は絶大。
米軍の募集ではパイロット志望の若者が増えるんじゃないかな。
そして日本でも、体育会系の世界で少しずつ人気を失っていった戦闘機パイロットの枠がトップガンマーベリックをみた若者たちの取り合いになって欲しいと思います。
女性戦闘機パイロットも
映画の中では女性のトップガン卒パイロットがいた。
実際に日本ではまだ少ないけど、米軍ではそれなりにいる印象。
私が三沢基地に勤務していて、EOR(いわゆるラストチャンスエリア)で離陸待ちをしている時、隣のUSAFのF-16のパイロットが女性だったりすることもありました。(カッコよかったし、Ready callのボイスに癒されましたw)
日本でトップガンの位置付けになるであろう、Fighter Weapon課程に女性が入ったということは今はまだ聞いたことはないが、今後近いうちにそういったところに女性のファイターパイロットが入校するんじゃないかと思います。
とにかくそういう希望も見せてくれた今作。
是非多くの人が見てくれたら嬉しいですね!
トップガンマーベリックをみた子どもの感想
今回は吹き替え版で鑑賞しました。
字幕の漢字をまだ子どもが読めないからです。
それでも違和感なく没入することができました。
子どもは、血が沢山出たり、痛そうな描写があるとやっぱり怖がって見たくないってなります。
戦闘機の映画なので、地上戦闘のようなドンパチはない。それはなんとなくわかっていたので、呪術廻戦を見たがっていたけど半ば強引にトップガンマーベリックを見せましたw
私が
と聞くと、子どもは
とのことでしたw
それでも本当に楽しめるいい作品だったと思います。トップガンマーベリック!!
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