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仏教僧の托鉢風景

タイでは、仏教僧は一般人とは全く異なる生活をしています。

毎日の習慣の一つとして、お寺の周囲の環境によって時間は多少前後しますが、朝時間に托鉢に出ます。朝の早い農村地であれば朝もまだ暗い時間から、一般的な住宅地であるうちの近所では6時台がピークですが、7時ごろもまだ托鉢中の僧侶を見かけることもあります。

「托鉢」は、タイ語で

ตักบาตร (tak baat) タック・バート

タイ通貨のバーツは บาท ですが、こちらは บาตร で異なる語ですね。読まない ร が入っているややこしいスペルのものは、サンスクリット語(パーリ語)由来のことが多いです。(例外はあるんだろうか。。)

昨日の朝、7時ごろに自転車で市場に行った時、シーク教徒の人が、お坊さんに施す用の食べ物セットを売るお店の横に立っていて、ん?と思っていたら、通りがかったお坊さんの鉢に施しをしていました。

バイクでわざわざそのお店に来て、施しをして、お経を聞き終わるとバイクでどこかへ行ってしまいました。

初めて見た光景だったので、あらま、素敵、と。その後、お坊さんは托鉢の戦利品(戦利品言うな)の中から、スナック菓子を取り出して、そこにいたちっちゃい子にあげていて、優しい循環を見ました。

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