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「サイ・マンゴー」

暑い。。。
暑季まっさかりのバンコクです。

ソンクランがユネスコの無形文化遺産に指定されたそうで、例年以上に盛り上がっているみたいですね。

ソンクラン期間には里帰りや旅行に出かける人も多いのですが、コロナ期間中はみんな家にいたので、近所の子供達が内輪で水の掛け合いをして賑やかでしたが、今年は留守のお宅も多く、少し静かな住宅街です。

タイの暑季はマンゴーの季節。(多分)
市場にもいろんな種類のマンゴーが出回っています。(そして暑いせいか、傷みやすい輸入フルーツはあまり見かけない。スーパーにはあると思いますが。)

先日は義妹から「家で取れた」と緑のマンゴーをもらいましたが、ほんのり甘くて美味しかったです。

今日は、市場ではあまり見かけない

มะม่วงแรด (ma-muang raet) マムアン・レッ(ト)

比較的小ぶりで、丸っこい形。
実の枝に近い方に小さな角があるのが特徴です。
このツノのある形を指して「サイ・マンゴー」と呼ばれます。

マムアン=マンゴー

そして

レッ(ト)=サイ🦏

ですね。

私も買ったことはなくて、人にもらったことしかありません。
食べるタイミングを逃して、いつも熟させてしまうのですが、味の特徴としては、ほんのり酸っぱくやわらかい甘み、で完熟前に食べることが多いみたいです。

と、先ほど、酸味を楽しむべく買ったマンゴーが思いっきり熟しているのを発見して、慌てて剥いて食べました。

青いうちは、親の仇かと思うほどすっぱく、それに「ナンプラー・ワーン」という調味料で和物のようにして食べるのですが、

熟しても普通にうまいやんけ。。。

まだまだ南国のフルーツ界の奥深さについていけないでおります。

むちゃくちゃ関係ないですが、そしてつい良くない言葉について語ってしまいがちなのですが、

แรด レッ(ト) 「サイ🦏」

は、時に女性を悪くいうスラングでもあります。
私はオカマの友人と仲良くしてた時に教えてもらいました。大体「男たらし」とかそういう意味だと思います。

あと、暗に罵る時に

11ร ด (sip-ed-ror-dor) スィップ・エッ(ド)・ロー・ドー

と言ったりします。
母音の แ を「11」に見立て、รをロー、ด
をドー、と綴りを読み上げる方法で言うんですね。日本でいうイニシャルトーク(トークでもないけど)的に捉えた使い方です。

おもしろいなー、と思って、そういう言い方があると知った時は楽しくなりました。

とは言え、本気で罵ったりしている場面には出会したことはありません。平和でよかった。

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