Company of the Year ～多くの経験をした5日間～

Company of the Year （COY）
https://ja-japan.org/contests/COY.html
模擬株式会社を設立してビジネス体験を行うStudent Company Programに参加した高校生が出場する国際大会。アジア各国の代表高校生が終結し、ビジネス・プレゼン（ピッチ）、ビジネス・ビデオ、カンパニーレポート、商品展示販売会でお互いの成果を披露し、その年の最優秀社を表彰するもの。

2024年3月にマレーシアで行われたCOYに、福岡市立福翔高等学校のRafflesia社より4名の高校生が日本代表として出場しました。出場生徒全員に記事を書いていただきましたので、Rafflesia社の生産部門で活躍された釘崎蒼生さんから寄せられた記事をご紹介します。

＝＝＝＝＝

私はアジア大会を通してたくさんの貴重な経験をすることができました。
その中で特に印象に残っていることが2つあります。

一つ目はコミュニケーションがとても難しかったことです。
アジアの国々の人達が参加していて、国ごとに訛りや話すスピードが異なっていて英語を聞き取るのがとても難しかったです。だから、他国の人と会話する時、英語を聞き取れたけど答えることができなかったり、英語すら聞き取れないこともありました。

トレードフェア（商品展示販売会）の様子

特にトレードフェアの時はお客さんからの質問にあやふやに答えてしまった場面もあったし、答えることすらできない場面もありました。しかし、私は韓国の生徒と同じ部屋で過ごしていて、英語で会話した時に相手に自分の言いたいことを伝えることができた時にとても嬉しかったし、コミュニケーションの楽しさを感じることができました。

二つ目は海外の人の優しさや人柄の良さを感じたことです。

他国の生徒達とAward Dinner

私は英語を聞くことも話すことも苦手で、初めて話した時に上手く会話できずに言葉が詰まったりすることがあったけど、ゆっくり話してくれた人もいたし、日本語が少し分かる人もいて私達が理解できるように合わせてくれた場面もありました。

私はそれで息苦しさをあまり感じずに大会を終えることができたし、様々な考えがプラスに変わっていきました。日本でも優しさや人柄の良さを感じる場面はたくさんあったけどそれとは違った部分を感じることができました。

私はこの大会を通して今まで日本で経験してきてなかったことや新しい視点を持つことができました。そして、この大会までに一緒に活動してきた会社の人達や大会の運営をしてくださった方々、他の国の代表の生徒、一緒に大会に出場した日本代表のメンバーに感謝しながらこの大会で感じたことを今後の生活に活かしていきたいと思います。

福岡市立福翔高等学校　Rafflesia生産部　釘崎蒼生