映画 『初恋の来た道』

こんばんは。
普段はあまり観ないラブストーリーの映画を観ました。
(以下、少々ネタバレあり)

『初恋の来た道』
2000年ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞
劇場大ヒット・ロングランとなった珠玉のラブ・ストーリー。

とにかくチャン・ツィイーが可愛すぎてキュン死する。

何かとんでもないことが起こるのか?というとそういうことはない。
ただ、恋をしている18歳の少女にとっては、一大事くらいの出来事なのだろう。恋は盲目とよく言ったものだ。


誰しも初めての恋は、ピュアで、そして喜びと不安でいっぱいだったに違いない。

(私はもはや思い出せない・・・ww。うーん、保育園の頃だったかな、あれが恋だったかはわからないけどw)


チャン・ツィイー演じるピュアな少女が初めて恋というものを経験し、相手に思いをはせ、見つめ、声を聴き、待つのだ。

彼に食べて欲しいとお昼ご飯の茶碗を一番大きなものにしたり、わざわざ彼のいる学校の近くの井戸に水を汲みに行ったり。

道で、さも偶然会ったかのようにしてみたり。可愛すぎる。


初めて思いが灯った時のシーン、機織り機越しのチャン・ツィイーが赤く表現されていたのが印象的。

彼に褒められた赤い服。そしてピン留め。

小さな農村の自然の景色とその赤がまた、ピュアな少女をより引き立てる。

なんだか心が洗われる。


古い映画とはいえ2000年の映画、なんかもっと古いのかと思った。
日本でいったら昭和の良き時代の、一人の人と一生添い遂げるみたいな時代?!のよう。

今だいぶ恋愛や結婚に対する価値観も変わってきている中、この『純粋無垢』という言葉が当てはまりまくりの少女の恋はパンチ力が半端ない。


人はこんなにも純粋に人を愛し、そして生涯をかけられるのか

そんな人に出会えたなら、思い残すことはないかもしれない。

そんなことを思わせてくれる映画だった。

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