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1年3ヶ月不妊治療して妊娠した話。⑥

こんにちは、しおんぬです。
一昨日の記事がなかなか辛い内容なので夫からも「次の記事とセットじゃないと、これはシェア出来ない…」と言われてしまい笑
急いでこの記事を打ち始めています!

現在、相変わらず自宅安静中なので家からは出られませんが、
入院中とは違い自宅で出来ることって本当にたくさんあるので…
毎日お腹の中にいる子に向き合って、色んなことが進められる日々を嬉しく感じています。
このnoteが打てるのも、色々なタスクが落ち着いたからですしね◎
今の所急な破水・出血・陣痛が起きていないので、計画通りに入院出来る可能性もあり
「お腹の子は本当にお利口さんだな〜!」と、既に親バカを発揮しています笑

さて、前回は2022年に行った体外受精の移植2回目と3回目についての記事を書きました。

今回は、4回目の移植について書いていきます!
尚、次回の記事は2022年の医療費まとめについて書く予定ですので
不妊治療の健忘録自体は、この記事で終了となります。

1.早速の4回目

3回目の移植は、初めて陰性となったと前回書きました。
陰性であった為体内のhcg数値が上がっていないので、次回の移植周期は生理が来ればすぐ進められるということを先生から伺いました。
これまでの2回は陽性になっていたので、お腹の中の状態が次の移植に進めるまでは結構時間がかかっていましたが
4回目はすぐに移植出来そう!というのは、私にとってとても嬉しいお話でした。

診察後、すぐに薬がストップになり
「早ければ数日以内に生理が来る雰囲気がある」と言われていたのですが、本当に数日以内に生理が来たのでまた診察に病院へ。
エコーは異常なしで、最短で7月頭に移植出来るという話でまとまり
初めて保険適用での移植周期がスタートしました!
保険適用での変更点は、
・内服の薬がジュリナに変更
・エストラーナテープは2枚貼りに変更
の2点でした。
これまで飲んでいたプレマリンは、保険適用では使えないお薬だったみたいですね。
ちなみに、私の場合はジュリナでの副作用は特になくて安定していました◎

7月頭、4回目の移植へ。
たまたまですが、この日は実家の母の誕生日で…なんだか縁深い日だな〜と思いながら病院へ向かいました。
どれだけ早く病院に行っても、受付1番手の人が先にいて毎回2番手になる謎に今回も当たりました笑
仕事は休みなので良いんですけどね…1番手だとすぐ帰れるからと、地味に毎回挑戦していました笑
この日の移植は、採卵の時ぶりの名誉院長がしてくださいました。(多分初めて)
内膜もちゃんと厚みがあったみたいだし、なんとなーくですが、移植後すぐに腹部に違和感?みたいなものがあったことを覚えています。
まだ着床してないタイミングなのに、不思議な感覚でした。
採卵を11個もして下さった先生が移植して下さったというのもあって、今回こそ!と期待していました。

ちなみに、体外受精のジンクスなるものがありまして。

1回目の時は渡り蟹のパスタも、ホットミルクも、パイナップルも、マクドのポテトもトツキトオカのダウンロードも試しましたが
2回目からは割とその日に取り入れられるものだけ、という感じにしていました笑
4回目の時は2回目の移植の時と同様、東武百貨店にあるsuageでスープカレーをランチに食べて、
移植後に業務スーパーと地域のスーパーで買い物をして帰りました。
hcgがしっかり上がった時の、ゲン担ぎみたいなものですね!
そして、パイナップルが時期で安かったので移植後から食べていました。

移植後にあったお腹の中に何かいる感じ?違和感?のようなものは、この日から暫く続きました。
腹部にチクチク痛のようなものもあったり、毎日とても眠くて、、、これは陰性ではなさそうだな〜と勝手ながら判断していました。
そんな中、おりものに出血が混じった日があり少し動揺します。
ただ、着床出血かな?というくらいの少量だったので冷静に捉えました。
妊娠判定までの間は、毎日眠気がすごくて仕事中もレモン系のおやつなど刺激のあるものを食べるようにしていました。
後、ゲップが妙に出ていつもと違う症状があるな〜と感じていました。

2.妊娠判定〜胎嚢確認〜心拍確認

移植から10日後、仕事を午後休にして妊娠判定で病院へ。
採血の結果、hcg583.9で陽性判定でした!
ただ、2回目の移植と同様に胎嚢確認と心拍確認がまだあるのでぬか喜びは出来ませんでした。
それでも、またお腹に宿ってくれたことが本当に嬉しくて
なんとかこのまましがみついてほしい気持ちで日々を過ごしました。
その後、診察のある日までに少量の出血はあったのですが…以前のようなドバッとしたものは無く落ち着いていました。

約10日後、5w3dに病院へ行き胎嚢確認が出来ました。
「胎嚢12.8mmあるよ!」とエコー写真を頂いて、やはり嬉しくて仕方なかったことをよく覚えています。
子宮内妊娠で、出血の要因も特に触れられなかったので‥あまり気にし過ぎないようにしました。
通っていた病院では7w0d以降に心拍確認だったので、次の診察までまた時間が空きます。
そんな中、また仕事中に出血が……
前回流産した時程の量では無くすぐに落ち着いたのですが
本当に出血が怖くて仕方なくて、、その日も仕事をしながら何度もお手洗いで確認しました。。。
幸いにもすぐ出血は止まったのですが…少しトラウマになるぞ!と思うくらい怖かったです。
本当にお腹の中が心配で、エコーしなくてもお腹の中を覗けたら良いのにと何度も思いました。

8月に入って、7w2dで心拍確認の日。
定時まで仕事をしてから、急いで病院へ。
着いて割とすぐエコーになり、また空っぽのエコーが脳裏に蘇りましたが、
すぐに心拍の確認が出来て……内診台の上なのに、泣きそうになってしまいました。
その後、診察室で先生からもクリニック卒業の案内があり、出産したい病院を伝えて紹介状を書いてもらいました。
夫も本当に喜んでくれて、その日は2人で家でささやかなお祝いをしました◎
まだ安定期までは安心できないものの、ようやくここまで辿り着いたという事実がとても嬉しかったです。

実家の母や、義理の母にも妊娠のことを伝えて(義家族には不妊治療していたことを、この時初めて話しました)
みんな喜んでくれているのが本当に嬉しくて…
でも、私自身はまた流産しないか相変わらず不安で堪らない日々でした。。
ただ8w0dが過ぎた頃から、少しずつつわり症状が出てきて
・においに敏感
・眠気がすごい
私はこの2つの症状が主でした。
幸いにもご飯が食べられないことや吐くことがなかったので、割と毎日元気でした!

3.母子手帳の取得

不妊クリニックで妊娠判定を受けていましたが、相変わらずお腹の中がどうなっているか不安な中
8月半ばに、出産予定のクリニックで初めての受診へ。
「区役所で妊娠届を出していたら最初の健診でも良かったよー」と先生に言われ、
「あ、もう母子手帳をもらっていいんだ!」と初めて自覚します。
そして、エコーでお腹の子が元気な様子が見られて
出血について不安なことを伝えたらお薬も頂けて…とても安心しました。
診察に行ったその日はお盆休み中で平日だったので、急いで区役所へも行って妊娠届を出し、妊婦面接も受け、母子手帳や健診のクーポンなど色々頂きました。
この日に一気に自身の置かれているステージが変わった感じがあり、
妊婦面接ではまだ勉強しきれていない分野の話ばかりで、情報量の多さに驚きました笑

このように、私の不妊治療は1年3ヶ月で幕を閉じました。
治療が終わった後も都の助成金や区の助成金の処理がまだ続いていて(区の助成金、最後の申請はつい最近行いました)
最終的な精算は、2022年の医療費控除(申請済)が終わってからとなりますが…
私がここまで辿り着けたことに対して、
最初から体外受精にしましょうと勧めて下さった院長先生と、
採卵・4回目の移植をして下さった名誉院長先生には本当に感謝しています。
長々と1年3ヶ月の記録を読んでくださった皆様も、本当にありがとうございました。

次回の記事は、2022年の医療費関連についてです!
また近日中に更新致します。

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