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派遣社員は、産休・育休が取得出来るのか問題

こんばんは、しおんぬです。
これまでnoteでは、1年3ヶ月に渡って行った不妊治療についての記事を7本更新してきました。
マガジンにまとめていますので、よろしければご覧下さい!

今回からは妊娠後のお話を書く訳ですが、
つわりが割と軽かった私にとっての大きなトピックとしては2つです。
もうすぐ出産なので、出産レポもおいおい書けたらと思いますが‥
一先ずは今日の記事ともう一つの記事を完成させて無事に出産に挑みたいな‥!と勝手ながら目標を立てていた訳です。笑
なんとか達成出来そうでよかったです◎

今回の記事は、
私が派遣社員であるからこそぶち当たった壁、雇用期間のお話です。
「派遣社員は、産休・育休が取得出来るのか問題」として書いていきます!

1.翌月で3年満了が来る派遣社員

私の妊娠発覚は、2022年8月のことでした。
ずっと続けていた不妊治療の末、念願の妊娠。。。
お盆休み中に妊娠届を区役所に提出しに行った為、休み明けに派遣会社の担当営業さんとやり取りをしたり、就業先の上司にご連絡をしました。

実はこの頃すでに、私は自身の業務について引き継ぎ作業を行なっていました。
お盆休みに入る前の8月頭から、後任の派遣社員が就業先にいらっしゃっていたのです。
それは、私がこの就業先に居られるのも9月末までということが前々から決まっていたからです。
3ヶ月更新でずっと続けさせて頂いていたお仕事でしたが、
派遣社員特有の「3年満了」を迎えることになっていたのですよね。

3年満了を迎える有期雇用の派遣社員は、この派遣会社でお仕事を続けていくには基本的に満了後の就業先を探します。
私も10月からのお仕事を、8月から探し始めていました。

普段であれば、自宅から近い職場を中心に業務内容を確認して時給や就業時間などを加味した上でエントリーすることが多いです。
私自身は、東京に引っ越してくる前から同じ会社で働いていまして‥地味に派遣社員歴が長いのですが笑
有難いことに、これまでエントリー先に困ったことがありません。
予定外の就業先変更が過去に2回ありましたが、その度にすぐ近場で希望している職種が見つかり、エントリーさせて頂き、大体そのお仕事に決まってきています。
ただ、今回は私が妊娠しているということが大きな壁となってしまいました。

2.産休・育休が取得出来ないかも!?

出産予定日は、3月後半ということがわかっていたので
「2月●日まで雇用契約が無いと産前産後休業が取得出来ない」というのが、次の就業先探しに対して大きなネックでした。
と、いうのも10月頭〜2月上旬までのような都合の良い雇用期間を定めている就業先なんて、全くと言っていいくらい無い訳です。。。

8月の半ばくらいからエントリー出来る仕事を探していましたが、
エントリー後にそのお仕事の担当営業さんやコーディネーターさんからご連絡を頂いても、私の希望である雇用期間で調整するのはなかなか難しいようで、、、
長期の仕事はエントリーしても意味が無さそうだったので、短期のお仕事でめちゃくちゃ検索を掛けるようになります。
良さそうな就業先があれば随時エントリーし、当時の就業先でお世話になっていた担当営業さんや担当事務所からも条件の合うお仕事があればご連絡下さるようにお願いしていました。

9月に入り、エントリー出来そうなお仕事が少しずつ増えてきます。
早く就業先を決めて安心したい気持ちが強かったので、少しずつ数を増やしてエントリーを進めていた中で
「1月末までのお仕事なんですが、どうですか?」という連絡を営業さんから頂きます。
ですが、職場が結構遠いところにあることと、産休までの雇用契約は難しいということで結局このお話は無しになってしまいます‥
その営業さん曰く「1月末までの仕事が今後どれくらい増えるかも分からないので、少しでも気になるものがあればどんどんエントリーしてみて欲しい」とのこと。
その日から検索の仕方を変えて、どんどんエントリーするようになりました。

ただ、これまで経験の無い短期のお仕事だからなのか、私が妊娠していることが派遣会社の方で管理している情報上わかるようになっていたからなのか、
エントリーしてもどんどん選考で落とされるようになります。
担当営業さんにも、上記のことを伝えたら幾つかの就業先を紹介してもらえたものの‥なかなか条件に合うものが見つかりません。
エントリーする→コーディネーターor担当営業さんから連絡が来る→2月上旬までの雇用期間でお願いしたいと交渉する→その期間の仕事はないと言われる
の延々ループが10日ほど続いて、正直精神的に参ってしまいました。
あまりストレスを抱えると、お腹の子にも影響があっては怖いな‥と感じつつ
「このままだと産休・育休の取得は難しいんじゃないか?」とじわじわ思い始めていました。
数打てば当たるかな?と思うくらいエントリーしても全然引っかかりそうもない現状が、どんどんしんどくなってきてしまったのです。。。

3.予想外の電話来たる

9月半ばに差し掛かった頃、「来月からの仕事決まってないのやばいな〜〜産休・育休もう無理かな〜〜〜〜〜」と考えながら
相変わらずエントリー作業は進めていました。
すると、1件正式エントリーの連絡が来て職場見学に進めることに‥!!!
何十件と選考から外れていた為、藁にもすがる様な思いで続報を待っていると
「他社の方で決まってしまい、職場見学には進めなくなってしまいました」
という連絡が来ます。

あーー遂に神様に見放されたかしら‥なんて落ち込んでいたところ、また1本の電話が鳴ります。
その方は、いつぞやのお仕事の時に一度ご連絡下さった営業さんでした。
どうやらその後私が就業先探しにずっと奮闘しているのを知って下さっていたようで、、泣
「雇用期間が調整出来そうな就業先が1件あるんですが、いかがですか?」
という、非常に有難いご連絡だったのです。
仕事内容を含めて私の希望条件と合うかの確認をしてから、その業務を担当している営業さんより改めてご連絡したいのだけど‥と言って下さり
全く想像していなかった角度からのお申し出にとても驚きましたが、
「ここで決めなければ、もう産休も育休も諦めないといけないかもしれないし‥!」と即決しました。
妊娠している身体でも、問題なさそうな業務だったのもポイントでした◎

翌日、そのお仕事の担当営業さんから別途お電話を頂いて正式にそのお仕事に就けることが決まりました泣
ちゃんと産休・育休に入れる雇用期間で決まって‥粘り強くエントリーし続けた甲斐があったなあと思います。
それまでのストレス負荷は本当にすごかったと思うのですが笑、ようやく就業先が決まった安心感で残りの半月は業務引き継ぎに打ち込めるようになりました。
そして9月30日に無事に3年満了を迎え、翌週10月3日から新しい就業先でのお仕事が始まりました。

新しい就業先は、上記のような経緯で決まったこともあって自宅から近い場所ではありませんでした。
通勤は多少しんどい日もありましたが、業務は非常に落ち着いていて初めての業種ながら「短期でのお仕事だし!もうすぐ産休に入るし!」と自分に言い聞かせつつ頑張っていました。
妊婦健診や母親学級で平日に休むことも多いタイミングでしたが、きちんとお休みを調整出来る職場で大変有り難かったです。
12月半ばまで特に何の問題もなく仕事に行っていて、「産前休業まで後1ヶ月くらいだな〜」と思っていた頃
妊婦健診へ行ったクリニックで、全く想像していなかった切迫早産との診断が下ります。

そんな訳で、次回は切迫早産で自宅安静〜長期入院〜再度自宅安静になったお話について書きたいと思います!
文章量が長くなりそうな感じもありますが、なるべくスッキリまとめられるように頑張ります◎

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