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(発達障害の)当事者会の始め方

令和元年8月に成人女性限定の発達障害当事者会をスタートして、四捨五入すれば3年ぐらい経ちました。

ADHD特性が強い飽き性の私も、なんとか続けています・・・!

今日はどうやって当事者会を立ち上げて、続けられているかを記したいと思います。

一番最初にしたこと

私の場合、まず、他の当事者会にいってみて、自分も開催してみようかなぁという軽い気持ちで取りかかりました。

私はASD傾向もあるので、雑談してくださいといわれて、ポーンと知らない人の中に入っても・・・何喋って良いのか分からん?!という状態だったからです。

どんな会をしたいかというと「ワークショップ+おしゃべり会」という当事者会。それは明確でした。

で、第1回目から第3回目まで、だいたいどんなことをするかを決めました。第1回目は、その頃持っていたリーディングファシリテーターの経験を活かして「積ん読している本の読書会」にしました。

場所の確保と広報

次に3回分公共施設の会場を借りまして。

そのついでに、開催したい自治体の福祉協議会にあるボランティアセンターや男女共同参画センターで団体登録をしました。資金を援助したり、貸し部屋を安く借りることができたり、PRチラシを置いていただいたりしていただけると聞いていたからです。

そして、広報活動。

まず、こくちーずにイベント登録しました!

jimdoの本を見ながらホームページを作りました。

Twitterアカウントも作ってあちこちの当事者会をフォロー。

3ヶ月で収支が取れたらOKと思い、勢い込んで「ラクスル」でチラシも100枚ぐらいつくりまして。

チラシは、地域の図書館やボランティアセンターに置いていただきました。

当事者会に行ったとき、そのチラシを持って行って、「今度こんなことするんですけど、良かったら来ませんか?」とお誘いしました。

(当事者会では参加者からのイベント告知タイムみたいなのもあります)

それから、リアル知り合いにもピアサポーターの勉強をしていた人がたまたまいたので「発達障害の女性のピアサポートグループするので手伝ってくれませんか?」とお願いしました。

第1回目を開催

第1回目の参加者は私も入れて、3名・・・!

よく来て下さったなぁと思います。

もう1人申し込んでいたけれど、来てはみたものの受付する前に逃げ帰られたんじゃないかも?

貸し部屋代は1600円、参加費は500円だったので、収支はマイナスでした。

でも、それも当事者会で聞いていました。「最初はマイナスかもよ」って。

第1回目は、来て下さった方に、スタッフになってもらえないかとお願いしました。他の当事者会に参加してみて「一人では全然回せないな」というのも感じていたからです。

第2回目は・・・!

2回目は、「セルフコンパッション入門(内なる自己批判を止める)」というテーマで開催したところ、告知が奏したのか、13名もお申し込みをいただきました。

それは、twitterで当事者会を主催されている方々などがリツイ下さったり、図書館に配付したチラシを姉がくれてと持って参加して下さったり、こくちーずが集客してくれたり・・・。色々な要因があったと思います。

1回目集客はイマイチでしたが、3回目まではチラシを打っていたので、「何があってもやるぞ」と思っていました。

すると、2回目の参加者の方が3回目も来たいと仰って下さり、人数も集まり、1~3回目の収支もマイナスから脱出。

というか、少しプラスになったので、また3ヶ月分のチラシを打ってみました。するとコロナが徐々に広がっていき、リアル会も中止にしました。

現在はオンライン中心で、細々と、でも楽しく当事者会を開催しています!

最後に

最初の立ち上げの時にあってよかったのは、ホームペ-ジです。

マメには更新できていませんが、メールマガジンを発行して、メルマガを取っていただいている方に、先行予約していただくようにしています。

もし当事者会したい!と思っている方は、ペライチでもJimdoでも良いので情報のベースになるHPを作っておくと、参加者も安心です^^

具体的に、始め方を知りたい!という方は気軽にご連絡ください。




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