伊藤隼之介(Qrout Inc.)🏇ウマ娘 シンデレラグレイ連載中

株式会社Qrout代表。プロデューサー。アニメの「GJ部」「ばらかもん」「曇天に笑う」…

伊藤隼之介(Qrout Inc.)🏇ウマ娘 シンデレラグレイ連載中

株式会社Qrout代表。プロデューサー。アニメの「GJ部」「ばらかもん」「曇天に笑う」「刀剣乱舞-花丸-」「ウマ娘 プリティーダービー」アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」を企画しました。スポーツファン。競馬ロマン派。週刊ヤングジャンプにて「ウマ娘 シンデレラグレイ」連載中

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巨星、消ゆ――競走馬・ガリレオの偉大なチャンピオン、そしてチャレンジャーとしての蹄跡

欧州を代表する種牡馬ガリレオ(Galileo)が昨日亡くなりました。死因は左前脚の慢性的な疾病で、治療の甲斐なく安楽死の処置がとられたとのことです。 筆者にとってガリレオは、現在語られるように、フランケル(Frankel)を筆頭とした数々の名馬を輩出した大種牡馬であるのと同じ程に、卓越した競走馬として非常に思い出深い馬です。 ですから、ここではあえて偉大なる父ガリレオでなく、主に現役時代のアスリートとしてのガリレオを語ることで彼を弔いたいと思います。 ガリレオは、1993年

    • 片目を失った馬マイティハートと福元騎手、もうひとつの三冠挑戦

      今週の日曜日に京都競馬場で行われる競馬のGIレース菊花賞ではコントレイルが今は亡き父・ディープインパクト以来15年ぶりとなる無敗での三冠に挑戦することになります。 一方、海の向こうのカナダでは、 事故で片目を失い一度は「あきらめられた」馬と 日本の騎手試験に2回も落ちて海を渡った日本人騎手が三冠制覇に挑むなんていう漫画みたいな物語が現実に起きているんです。 これはマイティハート号と福元大輔騎手の現在進行形の物語です。 隻眼の馬・マイティハートマイティハート(Might

      • 初めて日本にやってきた凱旋門賞馬・トピオの物語(ミスターシービーの母父)

        日本に輸入された凱旋門賞馬の中で、最も昔の勝ち馬は1959年優勝のセントクレスピン(Saint Crespin)です。 同馬は「きまぐれジョージ」ことエリモジョージ​と「貴公子」タイテエムという二頭の天皇賞馬の父として有名です。 ※タイテエムは英国からの持込 セントクレスピンといえば来日時深刻なインポテンツを患っており、それを獣医さんが木槌で叩いて治したというなんともビックリなエピソードがありますよね。 ではこのセントクレスピンが我が国に初めてやってきた凱旋門賞馬でしょ

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