第16話:魔法の作り方が分かった
こんにちは。まずは最近のレットゴーの近況報告から。
どうやって脳の残響をマッサージするか
いつもより長く眠った日。目覚めた後、すっかりここまでの人生のストーリーを忘れてスッキリとした感覚になることがある。
反対に、忙しくしていて、眠るのも、スキマ時間にとりあえず睡眠をとっておかなくちゃ、みたいな生活をしている時は、目覚めた後すぐに「あれをやらなくちゃ、これが終わっていない、何時にここに行かなくちゃ・・」と眠る前のストーリーが前回までのあらすじのように呼び出され、それに伴い「うっ、」という心の負担感も同時に発生したりする。
これは脳の残響音のせいだ。
いつも考えていること、いつもの考え方が残響のように脳に残留している。
「禅がいいよ、マインドフルネスでストレス解消だ」と突然世の中が言い出したのも、この脳の残響音を緩和するのにそれらが効果的だからだ。
考えようとしなくても、勝手に同じことを繰り返し繰り返し考えてしまうと時、それは脳の残響音のせいだ。
同じことを考えすぎて、もう考えようとしなくても勝手に考えがあふれだす。
その考えから一定時間離れないと、なかなか残響音は止まない。
憂鬱な気分が晴れないのは、いつでも過去と未来が残響音のように今、鳴り響くからだ。
「まっさらな心で、今生まれたようなさわやかな気分で今を過ごそう。」
そう言うのは簡単だが、脳の残響音はなかなかしぶとい。
それはもう、考えているんじゃなくて、「鳴っている」ようなものだ。
今、その曲を聴きたい気分じゃないのにって思いながら、好きじゃない曲を聴き続けている。そんなことが起きている。
これは機能特性のようなもんだ。
錆びたパイプからは濁った水しか流れ出さない。錆びているうちはずっと。
人がなかなか、生きながら生まれ変われないのはこのせいだ。
残響音に邪魔されながら生きた時間は長い。
どうしたらいいのか。
マインドフルネスもいいけれど魔法を唱えて、残響音をチェンジするというのはいかがか。
あっちの世界で魔法を使ってこっちの世界で唱える
「どうせ鳴らすなら、好きな残響音を鳴らそうぜ。」
近況報告に書いたけれど、さいきんは宇宙を作っている。
LassLos(ラスロス)と名前を付けた。
今日起きた時、まだ前回までのあらすじがインストールされる前に、「ラスロース!」と口に出してみたら、途端に気分が良くなった。
そして、「あ、これが魔法か」と思った。
魔法に詠唱型が多くて、熟練すると「なんだと!?呪文詠唱無しで発動できるだと!?」という反応が返ってくるのにも納得がいった。
あれは、声に出すことで、自分に影響をフィードバックさせているんだ。
自分たちが作っている宇宙の名前を口にした途端に、昨日までの作っているときのわくわくした感じや、これからどうやっていこうかと考えていた時の高揚感が呼び出されて、目覚めから世界が生き生きして感じられた。
言霊とよく言われるが、言葉と音の力はすごい。
言葉に感覚をフリーズドライ。そして、その場で自分が影響される環境を自分で作ることができる。アファメーションってこういうことなんだね。
宇宙づくりはおもしろい。イメージを作れば作るほど、新しい魔法が作れそうだ。
架空宇宙でいろいろなイメージを作って、こっちの世界に輸出だ。
こっちの世界で唱えれば、架空宇宙がこっちの世界で再現される。
・宇宙を作っている人
・宇宙船を作っている人
少しずつ増えてきたから今後の展開も楽しみ。
お互いの宇宙で相互作用したい。
宇宙づくり、魔法づくり。
ハマるよ。
それではまた。榊
広大な仮想空間の中でこんにちは。サポートもらった分また実験して新しい景色を作ります。