シェア
おの まとぺ
2021年10月8日 17:50
旧陸軍には員数主義(いんずう)というものがあった。「員数」とは各隊に配備された物品の帳簿上の数のことをいう。この場合、実質は関係ない、かたちだけ整っていればよいという「体裁主義」(形が整っていないと恥ずかしい、不利益を被る等)ともいえる。山本七平(イザヤベンダサン)が日本軍の敗因として紹介していた。さて、鬼滅の刃において「蜘蛛の鬼」は「家族」を持つことに拘った。自分を中心とした「家族」である。