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ハロウィン
今日はハロウィンの当日らしい。
韓国では150人を超す死者が出て大変な騒ぎになっている。
どうしてこんな事になっているのだろうか。そもそも、ハロウィンとは何なのだろう。
日本のお盆とよく似ていると言われているが、全く違う気がする。ネットの情報も探して調べて見たくなった。
「ハロウィン」または「ハロウィーン」(Halloween)は、古代ヨーロッパの原住民ケルト族を起源とする祭りである。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であった。現代では特にアメリカで、宗教的な意味合いはほとんどなく子どもの祭りとして定着している。
「ハロウィン」はキリスト教の祭りではないが、11月1日に行われるカトリック教会の聖人の祝日「諸聖人の日」(古くは「万聖節」)の前夜祭ともされた。
キリスト教ではないが、悪霊を追い払う宗教的な行事だということが理解できた。
ゾンビの仮装をした人を見かけると、ヨーロッパ、アメリカの人たちは死者を尊敬していないことがわかる。
日本のお盆(盂蘭盆会)について調べてみると、
盂蘭盆会とは、旧暦の7月15日を中心に7月13日~7月16日に行われる祖先の冥福を祈る仏事のことを言います。起源はサンスクリット語の「ウランバナ」です。現在は「お盆」と呼ばれることが多く、ほとんどの地域では新暦の日付に合わせて、一ヶ月遅れの8月15日頃に行われるのが主流になりました。盂蘭盆会では、「迎え火」を焚いて先祖の霊たちを迎え入れ、精霊棚(しょうりょうだな)に供物をお供えします。その後、僧侶を呼んで読経してもらい、お墓参りをします。最後に「送り火」を焚いて、もてなした先祖の霊たちを送り出します。
インドで生まれた『仏教』は、現世の生きている人間に人間の生き方を教える宗教で、『あの世』のことを語らない。死者はガンジス川に流して、お墓をつくらないのだが、中国を経由して日本に伝わる途中に、お墓を作る中国土俗の宗教と混ざり合い原型とは全く違うものになっている。
ところが、縄文以来日本人は、先祖を敬い、死者を守り神としてお祭りする習慣があった。そこで伝来した中国仏教と習合して新しい日本仏教ができた。
日本仏教であっても、祖先を敬う気持ちに変化はなく、先祖がゾンビと化して墓から飛び出してきたり、人間を襲ったりはしない。また人間が先祖をぶち壊したり、鉄砲で撃ったりするような真似はしない。
もし迷っているご先祖がいるなら丁寧にお迎えして、また送り火を焚いてお送りする。
これがお盆の考え方で、全くハロウィンとは関係がない。
日本人は先祖を尊敬し、ヨーロッパ、アメリカではそうでないことがよくわかる。
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