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手前味噌

味噌は日本の伝統食品で日常生活には欠かせない。

米、大豆、麦を主原料として塩と麹で発酵させた食品であり、調味料及び香辛料類に分類される。

日本は温帯に属し、海の幸山の幸に恵まれている。また味噌、醤油、納豆、鰹節、漬物など発酵食品をたくさん作り出し、独特の風味や香りを楽しむ『美味しい文化』が存在する。

最近は手間を省く意味で、インスタント食品が大量に流通するようになってきたが、旨味成分の単独取り出しが難しく、ナトリウムなどの金属イオンを利用してグルタミンソーダなどと、塩として固定している。

このナトリウムイオンが、後味の悪さを口中に引き起こす。そこで美味しいもの食べたさに、食品添加物(化学薬品)の少ないものを買い回るようになった。

難しそうだが、簡単だ。パッケージの裏を見て、成分表にアミノ酸等、PH調整剤、カラメル色素などの化学薬品の含まれてないものだけを買えば良い。たくさんの商品が山積みされて選択に迷うが、自分なりの基準を決めれば、大きな店でも買うものが数点しかないことに気が付くはずだ。

こうして、化学薬品の添加されていない食品を買ってくれば、自然に毎日美味しいものを食べることができる。

どのような食品メーカーも、自家消費用に化学薬品を添加しないものを作っているはずだから、探せばきっと見つけることができる。

慣れてくると、日本は北海道から、九州、沖縄まで広い地域に味の文化が分散されている。地方それぞれ独特の味覚文化を持っているのでそれを選んで楽しむことができる。

それが度を越すと、自分で作って見たくなる。わたしは味噌を作り始めて8年目くらいになると思うが、思いの外うまくできる。今回は令和2年10月5日に仕込んだものと同年9月28日に仕込んだものを二缶作った。熟成が進み、頃合いが良いので食べ始めることにした。

アルコールで麹を殺していないので毎日熟成の度合いが進み2年もすると黒くなってきて味が濃くなってくる。去年の味噌は使い切ってしまっていたので、そこまで待てないので、毎日この味噌を食べているが家族の評判はすこぶる良い。

手前味噌の意味がよく理解できる

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