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暗示と思い込み

人生において、外部から暗示を受けることがある。それを気にして自分を見失ってしまうこともある。

思い込みもそうだが、強い思い込みがあると本来の自分の機能を果たせなくなる。

コンピュータに例えると、OSにバグが入ったり、ウィルスに感染したようなものだ。

コンピューターの復帰には『ウィルスチェックソフトを使ったり、OSを再インストールする』方法がある。

人間の場合は厄介だ。自分で自分の脳を手術することはできない。

人間に組み込まれている OS は言語、社会生活の基本ルール、学校教育で得る知識等であり、さらに途中多様な情報が取り込まれる。

当然コンピューターと同じく、脳にバグやシステムエラーが起こるが、これの復旧が非常に難しい。

座禅を組んで無心の状況になろうと試みる手法があるが、無心になろうとする心の動きがあるので、自分の意思で無心になることはできない。

無心になろうとせずに、無心になってしまうものを追求するのはどうだろう。

世に残っている偉大な芸術品は、作家に創作意図を聞くと「わからない、気がついたら出来ていた」というコメントばかりだ。

ここにヒントがありそうだ。
芸術にのめり込んで自分を取り戻そう。
芸術の秋をむかえて

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