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聖地巡礼「転校生」🎬

大林宣彦監督・尾道三部作の1作目、『転校生』は日本映画史に残る青春コメディの名作だ。
まずは以前Filmarksに書いたレビューを見てくれ。
👇

以前尾道行ったとき、ちょっと映画のロケ地をぶらぶらしたので、その写真を紹介🎬

その1: 学校の帰り道の坂道

👆いきなり方向が逆であるw

👆初っ端からやらかしてしまったが、道脇にある家の屋根はそのまま。
フェンスが現代的になって味気なくはなったね。

その2: 一夫と一美が入れ替わる神社の階段

👆久しぶりに戻ってきた故郷の町を境内から見下ろす一美
👆木がなくなってるけど同じ場所
👆転がり落ちるシーン。単純な合成だけど上手い撮り方。
👆ここは全く変わらない
👆当時これを真似して怪我する人が続出したとか…
👆この階段を登りながら感動に打ち震えてた。
👆「転校生」の象徴ともいえる有名なカット。
👆当時と比べると緑が随分減ったのがわかる。映画では背景の街は木々に隠れて見えない。

👆映画だとすごく長い階段に見えるけど、実際現地で見ると驚くほど短いw

その3: 一美と入れ替わったことにまだ気づかない一夫が、列車の通過待ちをする踏切

👆列車が通り過ぎると・・・白黒 → カラーに変わる👇
👆現実的なパートが白黒で幻想的なパートがカラーというのも「オズの魔法使」みたいな演出でいいね。
👆こういう感じの踏切は尾道には何箇所もあるが、映画に使われたのはここだ。
👆坂の上に線路があり、その先にもまた坂がある。そんな街だ。

なかなか他所では見ない独特の風景だ。

👆線路の先に神社がある。そんな場所がいくつもある👇

その4: 一美と入れ替わった一夫が自転車で上り下りする坂道

👆女座りしようして一美(一夫)に叱られる一夫(一美)w
👆ちょっと角度ミスったw
👆何度か登場する長い坂道🚲
👆国道「2」号線の看板はなくなった。

その5: 二人が自転車で駆け抜ける尾道本通り商店街

👆この当時は賑わっていたようだが…
👆40年が経過し時代が変わったのか、シャッターの降りた店が目立つ。
きっとこの「大和湯」だって当時は本当に銭湯だったのだろう♨

その6: 一夫の家

👆「母さん、よく見ろよ。一夫は俺。そっちは今日転校してきたばっかの斉藤一美」
👆後ろの建物はなくなったのか
👆そして一夫の家
👆当時のまま。といっても実際には当時も今も一般人宅だけど。

その7: 喫茶店

👆髪型もファッションもいかにも80年代初頭^^;
👆「あのなあ、ヒロシっての何者なんだ?」
👆今は背景の蔦が枯れてる。季節のせいかな。

その8: 再び元の身体に戻る神社の階段

👆とくに意識せずに撮った写真だが偶然同じアングルだった。

この神社の周辺は町並みがほんとに魅力的だ。

👆ぬこがたくさんいた(ΦωΦ)
👆昭和の空気がそのまま保存されたような感じ

その9: 引っ越しトラックが出る一夫の家の前

👆道路は少し広くなった?
👆映画ではズームアウトしながら列車が横切る
👆やっぱりここも坂の上には神社がある。

その10: さよなら、私。さよなら、おれ。

👆最初この背景の山が見当たらなくて???と思ったのだが…
👆引っ越しのトラックは一夫の家から遠ざる方向に走ってると思い込み反対側を見ていたのだが、実は一夫の家の方に向かって走っているのだw

その11: おまけ
一夫が覗くファインダー越しに遠ざかっていく一美。姿が見えなくなるとスキップしながら立ち去り、最後にクルリと振り返ってTHE END。
日本映画史に残る名演出だ🎬

👆神の2コマだ👇


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