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【台湾】三峡 + 鶯歌🏺 2024/6/2

2年連続で台湾に来てしまった。
今年はまだ未踏の台北より左下側のエリアへ行ってみる。

👆️去年行った十分瀑布が右手に見える。

三峡(サンシア)へは永寧(ヨンニン)駅から916のバスで行けると本に書いてあったので、

👆️バス停Bでいいのだなと思い

👇️ここで916のバスを待ったのだが、

👆️実際来たのは台北市内に向かうバスだった。

右側通行なので感覚が狂う… というかよく見たら「3號出口」と書いてある。そもそも出口間違ってるじゃないか。
慌てて道路の反対側に走り再度バスを待つ。

👆️【916】になにやら警告があるようだが読めないので気にしない。

バスに乗る。運転手の真後ろの席ゲット。すぐに高速道路を走り出す。

👆️制限速度は110km/hらしい。日本の高速より少しだけ速い。

あっという間に三峡の町に着く。

👆️「小さな町」との情報からよほど小さな村を想像してたのだが、思ってたより10倍は都会だ。
👆️台湾も救急・消防は119なんだね。日本と同じだ。

三峡のどこで降りればいいのかよくわからずに乗ってしまったので、次で降りますボタンを押しそびれてるうちに停車場みたいなとこまで行ってしまった。

👆️こんな大きな町に電車の駅がないのが不思議なくらい。
👆️バスを待つ人々

これは衝撃的な売り方。衛生面は大丈夫なのだろうかと思ったが、考えてみればもともと土に生えてるものなので問題ないのだろう。
👇️

👆️後からわかるのだが、三峡の市場ではこの野菜の売り方がデフォである。
👆️石屋さん。

台湾の信号機って面白い。残り時間が少なくなると走り出すのだ。

賑やかな市場に出る。

👆️ここに限らず台湾はバイクが多い。

怒声のような呼び込みと行き交うバイクの音が、いかにもアジアの街といった熱気だ。
👇️

👆️ここでも野菜は地べた売り。
👆️他の路地も賑わっている。
👆️「殺鳳梨」は皮を剥いたパイナップル。

自分でカットするかお店にやってもらうかで「自殺/他殺」なんて書き方をするので日本人はビビる、という知識を私はTwitterで知っていたのでビビらずに済んだ。

三峡公有市場という商業ビルのようなものがあったので入ってみる。

👆️まずは1階から。鶏の丸焼きが出迎える。
👆️こういうビルの1階はたいていどこも生鮮品の市場だ。
👆️一番面白いのは魚屋で、日本では見かけないような魚種も多い。
👆️畜産品も迫力がある。

樓梯で2階に上がる。

👆️絵が可愛い。
👆️2階は食品と衣料品や雑貨が半々といった感じ。人通りはぐんと減る。静かだ。
👆️この換気扇って意味あんのかな(^_^;)
👆️3階へ上がる。「三樓」と書くだけでも謎の迫力がある。
👆️床屋なんかもあるが、安い。日本円だと600円程度か。

外へ出る。

👆️ほんとに台湾はバイク天国だ。
👆️派手な寺院。七色の電光掲示板も。しかし台湾ではこのスタイルが普通だ。

三角湧老街(三峡老街)へ着く。
もともとこの辺りは三角湧と呼ばれており、日本統治時代に発音が日本語読みに近い「三峡」と改められたのだそう。

👆️よほど観光客が多いのかと思いきや、雨のせいかほとんど人はいない。
👆️意外と長い👇️
👆️駐車場のようなスペースまで迫力がある。壁画が。

こういう本物の老街を見ると、門司港のようななんちゃってレトロがアホらしくなる。やはりレトロは即席では作れない。

👆️金色の牛の角の看板は、クロワッサンの名店らしい。
👆️傘の見せ方もお洒落。
👆️上層階まで彫刻が綺麗。
👆️歩道を歩くとこんな感じ👇️

とは言っても、ここに限らず台湾の街の歩道はみんなこうなっている。
1階部分がへこんでいて、2階が庇代わりになっているのだ。
ここほど美しくはないが、

👆️台北の中心部だとこんな感じ。
👆️ちょっと中心から外れた辺りだとこんな感じ。これが一番ありふれた台北の風景かも。
👆️商店街の近くだとこんな感じ。ちょっと華やかになる。

以前このことを2ちゃんの海外旅行板に書いたら、シンガポールもこんな感じなので、この建築様式は暑い国のデフォなのでは?と言う人もいた。
言われてみればシンガポールもそうだ。
でも香港はこうはなってないんだよな…

話が脱線したので三峡老街に戻る。

👆️こういう風車もシンガポールでもよく見かけるね。
👆️ジブリはここでも人気。
👆️クロワッサンはこの地の名産なのか、牛の看板のついたクロワッサン屋は何箇所もあった。
👆️美味しかった。言われてみれば牛の角みたいな形をしてるねクロワッサンって。
👆️井戸?

老街の近くにある三峽祖師廟も歴史ある名所らしい。

👆️中に池のようなものがある。
👆️テーブルに置かれた器に石のようなものが入っているが、
👆️参拝者を見ているとそれを掴んでポトリと床に落としていた。占いの意味があるのだろうか。
👆️裏手に2階に上がる階段がある。
👆️間近に見る精緻なレリーフの美しさに息を飲む👇️
👆️色彩の鮮やかさも。
👆️2階右手から中庭。左右両方に参拝するようになってるみたい。

日本の寺院にはいないが中国系の寺院にはたくさんいるもの。それは、

👆️🐉龍だ🐉👇️
👆️逆光で撮る龍もすごい迫力だ🐉
👆️2階左手には太鼓もあった。どんな音で鳴るんだろう。
👆️2階左右にこういう部屋があり、みんなそこに参拝していた。
👆️1階へ戻る。
👆️天井まで金色の装飾がすごい。
👆️保運室とはなんだろう。
👆️矢印の先に向かったが本日公休らしい。
👆️三峡の歴史などが書かれたプレート。公衆トイレをうまく隠している。

人気の豆乳スイーツの店があるようなのでそこへ向かう。

👆️パッと見は工場かなにかにしか見えない。古い病院の建物を改装したらしい。
👆️店内に入ってもやはり工場にしか見えない。

奥の方は普通にお店らしくなっていた。

👆️黒豆茶をサービスしてもらえた。

ここから陶器の町、鶯歌(インゴー)へ向かう。

👆️三峡→鶯歌は702のバスで行けるようなので、約20分、バスを待つ。

バスを待つ間に、傘の話を。
私は晴れ男なのか知らないが、これまでどこへ行っても奇跡的に晴れていることが多く、海外で傘を買ったのはこれがまだ2回目だ。一度目は突然の土砂降りで折り畳み傘が壊れてしまったときで(バース)、今回は天気予報で1日中雨の予報だったのでさすがに先に買っておこうと思ったのだ。
台北のセブンイレブンには異様にバカでかい傘とほどよい大きさの傘の2種類だけが売られており、

この小さい方を買ったんだが、多分これは女性用ということなんだろうな。
でもこっちの方が断然持ちやすいし、裏地もシルバーでお洒落だ。

やっとバスが来た。

しかし乗客は他に誰もおらず、乗り込むなり運転手が何やらまくしたてるので、このバスは鶯歌へ行くかと聞いたら、さらにいろいろとまくしたてられた。台湾語はわからないが、とにかく鶯歌へは行かないということだけはニュアンスでわかったのでそのまま降りた。

改めて時刻表をじっくり見ると、同じ西行きの702のバスでも鶯歌へ行くのはもう1本北の道路から出ているようだorz

👆️こんどは大丈夫だろう。
👆️約40分待ちだ。

ここでまた悲劇が起こった。
Twitterを見ながらバスを待っていたのだが、昨夜ツイートしたしょうもないポストが意外とプチバズっており、絡んできた連中とレスバなどしているうちに次のバスにまたまた乗りそこねたのである。

次はまた40分後だ… さらに待つのはうんざりなので鶯歌まで歩くことにした。Google Mapsによると徒歩47分なのでたいして変わらない。

👆️「3」は道路の番号かな。花の形が可愛い。
👆️「加油」は「頑張れ」かと思っていたが、普通に給油の意味でも使うんだね。
👆️こんな風景のもとで育ったわけではないが、不思議と懐かしさを感じる(´-`).。oO
👆️三鶯大橋というらしい。三峡と鶯歌を結ぶ橋。
👆️いかにも自然のままという感じの川。
👆️ようやく鶯歌だ。

ローマ字表記だと「インギー」と呼びたくなるが、さっきのバスの運ちゃんの発音などを聞くかぎり「インゴー」が近いと思う。

👆️三峡と街並みは似ている。
👆️博物館にも行きたいが、まずは鶯歌陶瓷老街だ。
👆️老街は坂の上にあるらしい
👆️ここも気になる。あとで来よう(と思って結局行き忘れたw)
👆️いかにも陶器の町らしい「鶯歌」のプレート
👆️いつも思うのだが、海外の町はゴミ箱がいたるところにあるから便利。
👆️これはどう使うのだろう。

陶瓷老街に入ると、陶芸屋がこれでもかと建ち並んでいる。

👆️もちろん食器ばかりではない。
👆️こんな巨大壺もある。
👆️背後にある西洋のお城のような古めかしい巨大な建物も気になる。

陶瓷老街は、このように街並みも見事👇️

鶯歌光點美學館(手工芸品ギャラリー)

👆️中は絵や陶芸にまつわるいろんな工芸品が売られてる👇️
👆️2階はポップな絵や作品が多い👇️
👆️植物や魚👇️

あまりの美しさに思わず何度もシャッターを切った👇️

✨️✨✨✨✨
✨️✨✨✨✨
✨️✨✨✨✨
👆️3階はもっと高級なものに絞られる。建物もかっこいい。
👆️真ん中のは75万台湾ドル(360万円)!
👆️金のカニ🦀が歩いてる。
👆️88万台湾ドル(425万円)!
👆️金の蟻🐜。100万台湾ドル(483万円)!
👆️金の蟻🐜の巣。値段は見なかった。

1階へ戻る。

👆️かと思えばこんな実用品も売られている。
👆️これも綺麗。庶民でも頑張れば買えないこともない…?👇️

まだまだ続く。
鶯歌老街陶館👇️

👆️この窯へ入っていくような商店街の入口がいい。
👆️東洋の宮殿のようだ。
👆️スロープを上がったところには鶯歌のなりたちなんかが展示されてる。

ここで飯。最近日本でもタブレットの代わりにスマホでQRコードを読み取って注文する店が出てきてるが、台湾にもあるようだ。

👆️初期画面は漢字だけ!英語にのみ切り替え可。
👆️日本のファミレスでも最近おなじみの(ΦωΦ)ロボットが料理を持ってきてくれる。

ここの1階にも綺麗な陶芸品がたくさん売られていたが、写真を撮ったら店員さんに注意された。このフロアは撮影禁止だったらしい。

道をもどり、鶯歌陶瓷博物館を目指す。

👆️来る時には気づかなかったが、至る所に陶器の町らしい装飾がある。
👆️この寺院もやっぱり七色に光る電光掲示板がついてる。
👆️雨で増水してるのか川は濁ってた。
👆️ここが本当に陶瓷博物館なのか!?と思ったらやはり違った!

GPSの精度が悪いのかGoogle Mapsの自分の位置が30メートルほどズレており、本当の陶瓷博物館は道路の反対側にあるようだ。

👆️長い陸橋を渡って道路を横断する。
👆️陶瓷老街からも見えていた西洋風のお城のような巨大な建物がよく目立つ。

ここへきて気づいたのだが、あれこそ「あとで来よう」と思っていた例の建物じゃないか。しかしもう時間がない。

👆️いかにも博物館らしい建物。今度こそ鶯歌陶瓷博物館だろう。
👆️「113」は西暦でなない。台湾の元号「民国」だ。
👆️1階・2階が常設展だが、2階の展示が圧倒的なボリューム👇️
👆️和式便器というだけあって、日本統治時代のもの。
👆️こういうシンクは昔の建物ではよく見た。
👆️まるで古代のものみたいなデザインだが2010年製。
👆️近未来的なゾーンもある。セラミックの科学利用👇️

鶯歌には電車の駅があるので、駅を目指す。

👆️注意して歩くと街中に陶器の装飾がある。
👆️この辺りはまるで日本みたいな風景。
👆️鶯歌駅到着。
👆️「區間」は各駅停車、「莒光」は快速、特急は「自強」と言うみたい。
👆️奥の寺院にもやっぱり電光掲示板ついてる。
👆️結局台北まで座れなかった・・・
👆️台鐵の台北駅って薄暗い感じがなんとも… ちょっと日本の昔の国鉄っぽいw

おわり🏺

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