見出し画像

【実話】日本で日本人なのに外国人と間違えられたお話

今までn年生きてきて初めての経験です

私の趣味は散歩で、道中で美味しそうなカフェや面白そうなお店を見つけてはふらっと入るぶらり散歩旅が大好きです。
自分で自由に行き先を決めて日々の忙しさや窮屈さを忘れるように歩いています。
そんな私にとって、少し歩くだけで様々なお店が軒を連ねている東京の繁華街は、いつ来ても飽きることなく一日中時を忘れて楽しんでしまうテーマパークのような場所です。

ステッカーの森に入る

とある日、私はいつものように東京都内を散策していて、その道中で面白そうなサブカルストアを発見しました。
高架下などで見かけるグラフィティを彷彿とさせる派手な外見のお店に不思議な魅力を感じて、私の脚が知らず知らずのうちに入口に向かっていきました。

店内の様子を表現するならば、ステッカーの森です。
たくさんのステッカーの中から、すでに私のスマホに貼り付けているステッカーを発見しました。のちに気がついたのですが、このお店は私が好きなステッカーを販売しているブランドのお店だったのです。
すでに多くのお客さんが商品を持ってレジに向かっていたのですが、そのほとんどが外国人観光客でした。
日本人は私以外あまりおらず、まるで外国に来たような雰囲気が漂っていました。

私は、何種類かのステッカーと気に入ったデザインのトートバッグとエコバッグを手に取ってレジを待つ列に並びました。
その時も、日本人があまり並ばず外国人が多数を占めているという状況は相変わらずでした。
前後を英語圏の人たちに囲まれながら待つこと10分ほど、ようやく自分の番が回ってきました。

ここで事件が起きます。

日本で日本語を褒められる

私が支払いのためにカードを出したその時、店員さんがこんな質問をしました。

「お客さんは日本にお住まいですか?」

私は少し戸惑いつつも、「はい、そうです」と返すと、

「やはりそうなんですね!日本語がとてもお上手です!」と私の日本語を褒めたのです。

確認ですが、私は生まれてからずっと日本に住んでいる日本人です。
店内で店員さんに英語などで質問したり、会話をしたりしていません。
なのに、こうして外国人と間違われたのは驚きでした。

もちろん、この事については全く怒っていません。
むしろ、貴重で面白い体験ができたので幸運だと思っています。

東京探索はやめられない

東京を散策しているとこうした面白い体験に出くわすことがあるので、私は今後も東京散歩を止めることはできないでしょう。
次にそのお店に行ったときに、店員さんが私のことを日本人だと気がつけるのかどうか楽しみになってきました。

さて、次はどこに行きましょうかね。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?