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中学ソフトボールの試合を観る④
2回裏 ノーアウト ランナーなし で 6番。
結果、三振で抑えるわけだが、、、。
この映像は、バッテリーではなく、画面全体、野手全体を眺めて欲しい。意外と硬直している選手が多いことが、見て取れる。ここで『もし、打球が飛んできたら、、、?』を考えると、ちょっぴり不安が募る。
備えあれば、憂いなし。
基本的に、野手は『常に』打球が飛んでくることを想定する。
ピッチャーの投球を見て、バッターのスイングを見て、「こっちに打球が来そうだな。。。」という予想を繰り返す。これは、練習の際、例えばティーバッティングやフリーバッティングのメニューの時も、ずっと繰り返す。
そうして、自分の“打球予想力”に、磨きをかける。
これが磨かれている選手と、そうでない選手とでは、仮に捕球・送球などのポテンシャルが同じだったとしても、守備範囲というのは2mくらい変わってくることだろう。
予想→反応→1歩目 は、打球が飛んで来る/来ない に関わらず、毎球やるべし。
続く7番も三振とし、こちら、2アウト ランナーなし で 8番。
こちらも、結果から言うと、三振を奪うわけだが、上述したこと内容は、ここでも当てはまるだろう。
いいな、と思う点がいくつかあって。
まず、映像における1投目が、ワンバウンドして大きく逸れた際の、ピッチャーの動き出し。ランナーはいないが、真っ先にホームカバー & 3塁ランナーのチェックが入る。このピッチャーの、普段の“意識/心掛け”が、プレーに現れているように思う。
次に、その直後の、ショートからピッチャーへの声掛け。
「少しボール乱れ始めたかな?」みたいな、「ちょっとした違和感」を覚えたタイミングで、「すかさず」、「ちょこっと」声を掛ける。隠れた、メンタルファインプレーのように、私の目には映る。
ピッチャーに声掛けした後に、外野手の方を振り返って、また声を掛けるのも、また Good!
特にも中学生カテゴリーにおいては、ベンチを含めた“選手達同士”でのこうした“メンタル面”、“ムード面”で、チームを牽引してくれるメンバーがいると、頼もしい。
2回裏終了。青4-1黒。
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