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いろんな言葉展 -準備編-

最初はどうやってレイアウトすればスッキリ収められるかを考えてPC上でシミュレーションを試みました。でもいまいちピンとこないので実際にプリントしてみて床に並べてみました。
するとヤキモチを焼いた犬が踏み散らかしてしまうので、2階の空き部屋に移動して同様に並べてみました。

床に並べると実際に壁に貼った時とは異なり、上に来るプリントが遠くになり、印象が大きく変わることに気付きました。そのため、部屋の壁に実際に貼り付けてみることにしました。しかし、直接プリントを貼り付けると紙がボコボコになり、薄すぎてすき間なく並べるのが難しいことがわかりました。そこで、A4サイズのプラダンを使用してパネル化し、これを壁に貼り付けることにしました。

とりあえず近所のダイソーで売っていたプラダンを全部買い占めてパネルにしては壁に貼るというのを何度か繰り返しました。

すると、縦画像5枚と横画像7枚を縦に並べるとほぼ同じ高さに収めることがわかり、徐々に横に広げて行って縦画像を5列と横画像を4列までなら部屋で確認できることがわかりました。

これを自分の割当られた2番のエリアで再現するのは高さの問題で難しくなることが判明したので早々に場所を5番に変更をしてもらいました。

あとは実際に使用する画像を選ぶためにプリントしていくのですが、途中で10年使用していたプリンターが壊れ、新しいプリンターを購入するというイベントも発生しましたが、なんとか100枚くらいプリントをしてその中から53枚を選択しました。

後付けになる部分もありますが、5枚と7枚の法則を見つけた時に、これを利用してすき間なく並べることで1枚にしようと考えたり、自由な形に貼り付けることができない型にはまった性格が表れ、それが自分らしいなと感じました。モデルさんによって枚数が異なり、画像の仕上げ方法も異なる統一感の無さもまた自分らしいと感じました。

センターに配置した蟲乃夏さんの写真は、枠の中で自由を楽しもうとする自分を投影しています。

来場してくれた方にはお話しましたが、バラバラに配置されたモデルさんは同じモデルさんが隣り合わないようにすると同時に、好きなモデルさんを探すヒントを仕込み、正面を向いていない写真は顔の向いている方向を見ると同じモデルさんの写真が見つけられるように配置しました。

と、いうことで初の自由展示は不自由な中に見つけた自分なりの自由とこれまで関わってくれた人への感謝がテーマとなりました。

「最後まで読んでくれてありがとうございます」


リンク


はじめてグループ展に出展したのでその時のことをまとめました。

いろんな言葉展 -始まり編-
https://note.com/j54w/n/n99b315ead37c

いろんな言葉展 -準備編-
https://note.com/j54w/n/n0b75fbc1eefb

いろんな言葉展 -テーマ曲編-
https://note.com/j54w/n/n953db4b260b3

いろんな言葉展 -写真展初日編-
https://note.com/j54w/n/n15e3a21e6201

いろんな言葉展 -写真展2日目編-
https://note.com/j54w/n/nfe0015aab0c7

いろんな言葉展 -最終日編-
https://note.com/j54w/n/nc308de1af08d

長いですが、よかったら読んでみてください。

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