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OpenToonzを布教したい!①/4 はじめに
このnoteは「OpenToonz」を紹介して、沢山の方に使っていただけるようになることを目的に作った、1ユーザーのnoteです。
オフィシャルではありません。
「OpenToonz」はフリーで使えるアニメーション制作ソフトですが、ユーザー数が少なく実際どのように使えば良いかイメージがつきにくいかと思います。
このnoteでは、私の「OpenToonz」の使用方法(自己流!!)を紹介します。
横向きで歩く動作を描きながら説明していきますので、歩く動作の描き方がわからない方は、別にアニメーションの描き方の本が手元にあるといいかもしれません。
完成形はこちら。
また基本的なことは公式マニュアルにお任せするとして実際に一緒に触ってみる流れを説明していきます。
OpenToonzスタートアップマニュアル_導入編.pdf
日本語化のやり方だけ見て、他は後で理解を深めるために見ていただければと思います。ここではどんどん絵を描きましょう!
全体としてはこのnoteを含め、4回に分けて説明します。
構成としては次のような流れになります。
①はじめに
・自己紹介
・注意
・OpenToonzの強み弱み
・おすすめ参考サイト
②1枚絵を描いてみよう
アプリを開く〜描いてみる
・開いた時の画面の説明
・レベル(セル)の作成
・ブラシツールの説明
・下書き〜清書
・塗りとパレットの説明
・保存
③アニメを描こう
・タイムシート
・オニオンスキン
・原画を描く
・動画を描く
・(おまけ)淳三の作業動画
④コンポジット
・Colとレベル
・エフェクトスキマティック
・パラメータエディタ
・レンダリングする
・FFmpegを導入する
読んだあなた様が「OpenToonz」に触れてみようと思ってくださったら、しめしめです!
自己紹介
そんな私は淳三と申します。
「全部一人でつくる」をモットーに音楽やアニメを作っているものです。
今までOpenToonzでどんな作品を作って来たかといいますと主な代表作はこちらです。
短編ミュージックアニメ 『 種 』
— 淳三 (@j3note) January 14, 2024
「あなたが蒔いたその種、きっと芽が出るから。
お互い芽が出た時は、一緒に喜び合おうよ。」
2年かけてじっくり作りました。3DCGやロトスコは使わず、ペンタブで描いて動かすことにこだわりました。皆さんの心に何か芽が出たら幸いです。#Hash_Anime24 pic.twitter.com/ertC8qi07d
この作品での主な受賞歴は以下の通りです(2024年7月現在)
・つくばショートムービーコンテスト2024 ショートショート部門賞
・三鷹の森インディーズアニメフェスタ22nd 審査員賞
・高知アニメクリエイターアワード 準グランプリ
・HashTagAnimetionFes2024 りょーちも賞
・映像作家100人 2024 編集部セレクト
こんな作品を作りました私がお届けいたします。
(見て気に入って頂けたら、リポストとかいいねとか感想とか、頂けたら嬉しいです!)
ご注意点
このnoteを参考にする際、とにかく念頭に置いていただきたいことは
「淳三は自己流だ」ということです。
私はアニメーションの作り方を誰かに教わったわけでもなく、今のところチームに属したこともございません。OpenToonzもネットの情報を見たり、やり方を聞きながら自己流で使ってまいりました。
そんなわけで、ここで紹介する使い方が、実際プロの現場で通用しない可能性があること、もっといいやり方がある可能性があること、専門用語が間違っている可能性があることをご承知おきいただければと思います。
間違い等は…noteには掲示板機能とかあるのでしょうか…兎に角私より詳しい方が補足していただけますと幸いです。
OpenToonzの強み弱み
それでは本題でございます。そもそもOpenToonzとは?という方も多いかと思いますが、そちらは公式サイトにお任せしましょう。
私が個人的に考えるOpenToonzの強み弱みは次の通りです。
【強み】
・無料
・色彩設定がしやすい→noteの②
・オニオンスキンが使いやすく、中割しやすい →noteの③
・エフェクト、撮影まで完結できる →noteの④
・素材の使いまわしがしやすい →noteの④
【弱み】
・セル調の塗りの作品以外は苦手そう
・ユーザー数が圧倒的に少なく情報が少ない
・プロの制作現場での使用例が多くなさそう
・画像の加工などは苦手
そんなわけで、個人でセル調の作品をゴリゴリ動かしたい方はOpenToonz向いています。(「個人で」というのは取り入れている制作現場が少なそうという理由であり、OpenToonz自体はチームでの製作も考慮に入れた仕様になっていると思います。知らんけど。)
色がにじんだり混ざったりするような背景画像は、ClipStudioなど他のソフトで制作する必要があります。
上で紹介した「種」という作品では絵コンテと静止画の部分(光の表現含む)はClipStudioで、それ以降の作業と動画をOpenToonzで行っています。
おすすめ参考サイト
私がOpenToonzで困った時に参考にさせていただいたサイト等です。
きっとこの先困りますので是非参考になさってください!
他にもOpenToonzについてXで教えてくださる方がいらっしゃいますので困ったら「#OpenToonz」をつけてポストしてみてください!
(私もさんざんお世話になりましたが、直接面識があるわけではないのでここでは控えさせていただきます)
もう一つDiscordでOpenToonzの情報交換用サーバーがあります。
そこで質問するとほぼ確実にお返事いただけますので、そちらもおすすめです!
次のnoteでは兎に角1枚絵を書いてみましょう!
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