2019.3.10 横浜Fマリノスvs川崎フロンターレ
いよいよ明日は2023年Jリーグ開幕。
明日唯一の試合は昨年の一位二位の川崎vs横浜FM。
攻撃的な両チームだけに面白くなること必須ですが、
今日はその横浜Fマリノス(以後、横浜FM)vs川崎フロンターレの思い出の試合を振り返ります。
横浜2―2川崎
日産スタジアム(36,216人)
得点
3分 レアンドロ・ダミアン(川崎)
24分 マルコス・ジュニオール(横浜)
88分 レアンドロ・ダミアン(川崎)
90+5分 扇原貴宏(横浜)
前年度チャンピオンの川崎をホームに迎えたマリノス。
リーグ序盤の神奈川ダービーは開始直後から川崎がペースを掴む。
マリノスの守備は悪くなくプレスも速かったがそれをいなす川崎の速さと上手さが際立ってました。
特に前半途中までは家長(川崎)がキープしてDFを引き付けたところで他の選手が絡んで好機を作ってマリノスを翻弄。
ディフェンスラインに戻してマリノスのディフェンスラインにが上がると、
谷口(川崎)からスタートダッシュをかけてた車屋(川崎)に良いロングボールが出て何度も広瀬(横浜FM)の裏を突きました。
4分に横浜FMのミスパスから大島(川崎)の代わりに急遽先発になった田中碧(川崎)の鋭いスルーパスから、
レアンドロ・ダミアン(川崎)がロンドン五輪の得点王らしいFWとしてのセンスあふれるシュートで川崎が先制。
そのあとも家長がレアンドロのスルーパスに抜け出してGKと一対一になったけどここをGK飯倉(横浜FM)がストップ。
こぼれたところにレアンドロ・ダミアンがいましたが必死に戻った喜田(横浜FM)がナイスカバーで失点を免れました。
これで流れが変わり直後に仲川(横浜FM)と大津(横浜FM)のコンビネーションで右サイドを崩して最後はマルコス(横浜FM)が同点ゴール。
マルコスはマリノス移籍後初ゴールでカメハメハを初披露。
前半はこのまま1-1で折り返し。
後半はやや横浜FMが優勢。
両サイドをワイドに使ってポジションを崩して川崎を翻弄。
プレミアリーグばりに中盤でのデュエルがあり激しい展開になりました。
川崎も再三シュート打つもGK飯倉選手の真っ正面に飛ぶことが多い。
川崎はACLがあったからか早めに選手交代。
ただ出てくる選手が長谷川、小林悠、中村憲剛と質が落ちない交代。
横浜FMも扇原、遠藤を投入しさらにお互いが攻め合う展開。
隙を見せようものなら一気に相手ゴール前にボールを持っていくスキルと速さが両チームありました。
膠着してこのまま1―1で引き分けかと過った88分。
中村憲剛→長谷川→小林悠と繋いで最後はレアンドロ・ダミアン。
見事な左右の揺さぶり。
完全に崩しました。
途中から出てきた3人でチャンスを作って最後はエースが決める。
やっぱり川崎強いと思ってましたが横浜FMはここでDFのティーラトンに替えて李忠成を投入。
采配も諦めてなかったけど選手も諦めてなかった。
横浜FMは終盤采配の意図通り攻め続ける。
そしてラストワンプレーで獲得したコーナーキックから途中出場の扇原のゴール。
開幕から先発を外れこの日は途中で出てきてから気迫溢れるプレーを見せていましたが最後の最後にやってくれました。
試合はこのまま川崎のキックオフをすることなく終了。
ホントに最後の最後での同点ゴールでした。
横浜FMはこの結果開幕から負けなしが続き最終的に15年ぶりの優勝を飾りました。
序盤とは言えシーズンの行方を左右する大事な試合。
明日も気持ちのこもったファイトを見たいです。
おじゃ
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