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サッカー場は夢"舞台"

先週、仕事帰りに日産スタジアムで開催のリーグ戦超天王山、
横浜Fマリノス(2位) vs ヴィッセル神戸(1位)の試合を観に行ってきました。

この日は、マリノスがACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場する関係で平日の夜にも関わらず、
残り少なくなったリーグ戦のタイトルを大きく占う一戦ということで、
3万人を超える観客が日産スタジアムに訪れました。

恒例のトリコロールギャラクシー🇫🇷

ナイトゲームの時にだけ行われる
トリコロールギャラクシー


試合前に流れるLes Misérables「民衆の歌」の時は暗転したスタジアムで、
ゴール裏と呼ばれるエリアだけライトアップし大量のトリコロールの旗が風になびく。

ゴール裏のトリコロール旗

呼応するようにアウェイ神戸の旗もなびく。

平日にも関わらず多くの神戸サポーター


そのあとにマリノスのアンセムが流れ選手入場となるんですが、

ふとスポットライトに照らされた緑の芝生が舞台に見えました。
選手たちはサッカーという演舞を魅せる演者になり、
緑の芝生の上で筋書きのない90分の舞台を見せる。
演出を各チームが工夫を凝らし楽しみを増幅し雰囲気を舞台を盛り立てる。

ナイトゲームならではのこういった演出が出来るようになったのはここ数年。
LEDが普及し過去の照明と違い瞬間的にスタジアムを明るく照らすことが出来るようになったからです。

日産スタジアムに限らず私の地元静岡のジュビロ磐田ホームのヤマハスタジアムでも、

ヤマハスタジアムのキックオフ前の演出


また、清水エスパルスのIAIスタジアムでもオレンジ色のチームをカラーを活かした演出。

観客がサイリウムを持つことで演出に参加出来るようになっています。

サッカーのレベルもJリーグ開幕以来30周年で飛躍的に上がりましたが、
スタジアムの設備や演出も30年でサッカーの持つエンタメ性を十二分に活かすことが出来るようになりました。
サッカー自体の魅力に惹かれてサッカー場に足を運んでみるのもいいと思いますが、
こういった一見お祭りやライブのような演出を楽しみに足を運んでみるのもいいかもしれません。

元々サッカー場は夢を叶えた人たちの舞台。
サッカー観に行ったことがない方も一度舞台を観に行く感覚でサッカー場に来てみませんか。

最後に試合の結果はマリノスが神戸に0-2で敗戦。
この試合に関しては「大迫半端ない」に加え「武藤半端ない」が加わりました。
舞台を題材にしただけに役者と感じたこの二人。
次回はマリノスから主役が出てくることを期待します。

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