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気温の影響が想像以上だった

前記事でトライアンフのスピードトリプル1200RRを「乗りにくい」と評しましたが、暖かい日のショートツーリングで完全にその印象が払拭されました。 低い温度&ウェットな路面の影響はもちろん予測はしていましたが、単純に想像以上でした。 トライアンフに乗る前、ハイグリップタイヤ経験はモトグッツィ・グリーゾでの「ピレリ・ロッソ・コルサ」が最も高性能でした。気温12~13°Cくらいでも、それまで着けていたエンジェルST比で感動するレベルの操作感が得られた記憶があります。 スーパーコル

    • スピードトリプル1200RR 冬季の慣らし運転

      グリーゾから1200RRに乗り替えて約4ヶ月。尖った性能のバイクは久々ということもあり、戸惑いつつ乗っています。オドは1900で、ナラシが完了したところです。 個人的な好みではスタイリングは最高。エンジンの感触も良いのですが、今のところ、ほとんどの局面で乗りにくさを感じています。ナラシが進めば多少あたりがついて乗りやすくなるかと思いましたが、そうでもありません。「乗り易い」と評するインプレは私の腕不足を考慮しても、恵まれた条件下での話と思わざるをえません。 私はこのバイク

      • モト・グッツィ 750-S3の概要

        750-S3は譲っていただけるご縁に恵まれて、2021年2月から乗り始めました。 生産台数は1000台未満、日本にはおそらく数台しかないと思われ、実物を見る機会も少ないと思います。 ネット上の日本語の情報は僅かですので、このバイクの使用者として実態を記すことに幾許かの意義があると考えました。それはこのnoteを立ち上げる一つのきっかけになりました。 S3の「立ち位置」 生産年は1975年から翌年にかけて。生産台数は1000台未満とのこと。1971年に登場したV7スポルトの

        • GRISO8Vを2台乗り継いだ

          「承前」的に自分のバイクについて書きます。(前記事 https://note.com/j2kt/n/n1f42cdd7939f) GRISOはモト・グッツィに興味を持つきっかけになったバイクです。 まず、2003年頃に発表されたプロトタイプに心を奪われたのでした。何度も写真を見返したことを覚えています。もともと「エンジンが威張っている」バイクが好みなのですが、グリーゾのデザインは「縦置きVツインエンジンの外観の魅力を最も引き出すデザインではないか」と今も思います。デザイナ

        気温の影響が想像以上だった

          14年目のモト・グッツィ

          2008年5月からモト・グッツィに乗り始め、14年目になりました。 グッツィは「一度乗ると離れられない。あがりのバイク」などと言われることがあります。買い替え癖の激しい人が、何度売っても買い直してしまうという記事も読んだことがあります。 私もバイクに乗り続ける限り、モト・グッツィを手放すことは無さそうです。縦置きVツインエンジン、シャフトドライブという現代のバイクとしてはユニークな構成ならではの乗り味を気に入っており、同じ車種に10年以上乗っても飽きる気配がなく、オーナー

          14年目のモト・グッツィ