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夏の甲子園が出来ないなら野球の全国大会をやれば良い

 2020年5月20日、夏の甲子園大会の開催が中止となりました。大会まで2カ月以上の時間があり、緊急事態宣言が全国的に解除されつつある現在の状況を踏まえると、高野連の判断に疑問を持つ人は私だけではないと思います。

 もちろん人の命に関わることなので、安易に大会を開催することはできないという意見も十分に理解できます。そこで、30近い元高校球児の私が球児の夢と感染症対策を両立させるために知恵を振り絞ったのでたくさんの人、そして高野連の方々に届いて欲しいという思いを込めて、初めてのnote投稿を魂を込めて行います。

 結論から申し上げると私のアイデアはタイトルの通り

「夏の甲子園大会ができないなら野球の全国大会をやれば良い」というものです。パンがないならケーキを食べればいい、というようなふざけたものではなく、大真面目に言っています。具体的には


1.夏の甲子園大会出場の49校を地域で8校ずつに分割する。(中国、四国地方のみ9校)。実際に分けてみると

 ①北海道・東北 ②関東 ③中部 ④関西 ⑤中国・四国 ⑥九州・沖縄のようにほぼ6等分に分ける事ができます。(私の分け方だと関西のグループに石川、福井が入って、違和感はありますが、地理的に近い事が重要ですので、問題ないとします。)


2. 各グループの代表2校(計12校)をトーナメントにて決定する。各試合会場については各グループや地方の事情に合わせて柔軟に決定する。日程についても代表2校の決定の期日のみを大まかに決めて、各グループで柔軟に行う。主な注意点としては

・なるべく移動がないように配慮する。

・学校関係者や各試合会場の地元の方以外の応援は控えてもらう。(そもそも甲子園に集合しているわけでは無いので、そんなに密にはならないのかと。)


3.①②③からの代表、計6校からトーナメントによって東日本の代表を1校決定する。同様に④⑤⑥からの代表、計6校からトーナメントによって西日本の代表を1校決定する。会場や日程は各地方の状況に応じて柔軟に決定。注意点は2.と同様。


4.東日本、西日本の代表が甲子園にて日本一を決める試合を行う。

注意点は

・選手、学校関係者のみ入場可能。

・なるべく宿泊などはしないように日帰りの日程で調整。


1~4までの方法によるメリット

・甲子園球場に人が密集することを防げる。

・球児や関係者の移動を最低限にすることができる。

・日程にゆとりが持てるので、連投の問題や熱中症の問題がクリアできる。


 以上が私のアイデアの概要です。高校球児だった私が個人的に思うのは、高校球児たちは個人差はあれど、約10年近くを野球に情熱を注いできました。甲子園出場はもちろん、夢の大舞台であります。しかし、甲子園それが叶わないことよりも自分が10年近く情熱を注いできた野球の最後の集大成の場が奪われることにやりきれない思いを感じるのだと、思います。

 私の一番の主張は、自分のアイデアを採用して欲しいということではありません。どんな形であれ、なるべく高校球児たちが満足感を持って野球を終えられるように知恵と工夫によってできる事をやっていくべきではないか?ということです。初めての投稿で不慣れですがこれで終わります。色んな人の目に留まって、議論のきっかけになれば良いと思っているので、是非とも拡散をお願いします。


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