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永遠の若さをたもつ方法 その2

noteを読ませていただいていると、最近の男子は美意識が高く、美しさを保つためにたゆまぬ努力を続けているのだなと感心させられる。

洗顔はもちろん、化粧水に、なんならちょっとした化粧まで、今や男子コスメグッズは、女子高生をターゲットにするのと同じように、大きなマーケットとなりつつある(ような気がする)。

男性も美しさを求めるような時代になったということなのだろうか。ひょっとすると、もうすこししたら男性も若さに憧れるようになるのかもしれない。

しかし、残念ながらこと若さに関しては歳をとればとるほど失われていく。当たり前のことだが、若さと年齢は哀しいほどに反比例する。その川の流れを逆らうかのように若さを保とうとするのは並大抵のことでない(あれ、この流れは・・)。

そこで、若さを保つために絶え間なき努力をするようになる(かもしれない)未来の男性の皆さんに朗報が(んっ、なんか昨日も聞いたような・・)!!


なんと、ぼくは先日、出かけた粟島神社でとんでもないものを発見した。そこに永遠の若さをたもつ秘訣が隠されていたのである。

粟島神社に登ろうとしたとき、ぼくは案内板に目が釘付けとなった。

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静の岩屋と書いてある。ここは八百比丘尼(やおびくに)伝説の場所だった。

八百比丘尼とは日本の伝説上の人物である。伝説によると人魚の肉を食べた娘は不老不死になり、いつまでも若いままだったという。

ぼくはこれだと思った。その人魚を捕まえて、未来の男子の皆さんに食べさせてあげれば、いつまでも永遠に若さが保てるではないか。




ちょっとまて、この文章はここからいつも出雲神話に話をつなげるはずだろ(出雲神話を語るのがぼくの生業なので)。まったく繋がっていかないどころか、人魚伝説なんて出雲神話に載ってないじゃないかと思うかもしれない。

さにあらず。

実は、この粟島神社は昨日も申し上げた通り、スクナヒコを祀っている。スクナヒコはこの場所から粟にはじかれて海のかなたにいってしまったとされる神様。

実は、海のかなたとは常世(とこよ)のことである。常世とは永遠にそのままの姿でいられる場所とされている。そして、いちどそちらにいってしまうと、もう戻ることはできない海の底にあるといわれている。

かって常世にいって戻ってきた伝説上の人物が一人だけいる。

それが浦島太郎

彼がカメに連れられて行った場所は竜宮城ではなく、はじめは常世であった。それがいつのころからか竜宮城にかわってしまった。


かりに、スクナヒコが常世にいるとすれば、粟島神社周辺で八百比丘尼が人魚の肉を食べてしまったのは偶然ではない気がする。スクナヒコを祀ってくれたお礼に常世の魚(人魚)を送ってよこしてくれたのではなかろうか。

その人魚はスクナヒコが養殖していて、自分を今でも覚えていてくれるところに放流しているのではないか。

ということは、スクナヒコを敬愛するぼくにもチャンスがあると見た。

今度、粟島神社に行ったときに、ぼくは人魚を釣ってみようとおもう。そして、若さを保つために不断の努力をなさっているはずの未来の男性諸君に、人魚の刺身を食べさせてあげようではないか。

そのときは、まっさきにここで報告するとしよう(待っててネ)。



ただ、ひとつ気になることがある。

八百比丘尼は娘の時に人魚を食べたので不老不死になり、ずっと若い娘のままだったという。

ということは、老人が人魚を食べた場合、老人のまま生き続けるということではないだろうね。それだけが心配である。


ぼくはそう想像するとき、このCMを思い出した。

それなりの人はそれなりに・・・


これがつい最近、美しい文章を書くために誠実でありたいといった人の文章であろうか・・・・



今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。  

よかったら粟島神社にもいらしてください。

永遠の若さが手に入るかも ♪

では、お待ちしています ♪




こちらでは出雲神話から青銅器の使い方を考えています。

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