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エッセイ 〈出雲神話外伝〉 -出雲国風土記-

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出雲神話の流れから外れた神様達を拾い集めたエッセイ
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#この街がすき

【神話エッセイ】秋の思い出 その3

今回の記事は(できることなら)この曲を流しながら読んでください。 ぼくは秋の稲刈り後の光…

【神話エッセイ】 名前を調べる時に想うこと

学生時代、友人から司馬遼太郎さんの歴史小説を勧められ、ずいぶんはまったことがある。 一度…

【神話エッセイ】 巨人達の足あと

唐突だが、ジャズと神話って、親和性があると思う。 例えば、クラシックやロックやポップスの…

【神話エッセイ】 スイカとモロコシ

夏が終わりに近づいた。 あんなに威張っていた入道雲はどこかに雲隠れし、大空に押さえつけら…

【神話エッセイ】 きもだめしとアヨアヨ

今年も夏が終わろうとしている。 夏の思い出といえば、先日、七夕のことを記事にした。 子供…

【神話エッセイ】 七夕とやぐら

夏の行事を語るために秋の話から始めるとしよう。 田園地帯の広がる出雲地域では昭和の中頃は…

【神話エッセイ】 そしてぼくは途方に暮れる

みなさんはいらなくなった雑誌の処分をどうしているのだろう。 ぼくは結構な頻度でCDや漫画、小説を売ったり、処分する。それにはぼくなりのルール(そんなにたいそうなものではないが)があって、どうしてももう一度聴きたいCDや、読みたい漫画や小説は、また買い替えればいいと思っているからだ。そのほうがアーティストや作家さんにも余計にお金を払うわけだし。 だからというわけではないけれど、CDラックや本棚はいつも一定の数しか収まっていない。ちょっと増えてきたなと思ったら、読み飽きた本や

出雲人と石見人

島根県は横に長い。西部に石見地域、東部に出雲地域、海上に隠岐の島もある。それぞれ住む地域…

お菓子のおまけ

いつからだろう、「付加価値」をこれほどまでにつけるようになったのは。 今では、CDもストリ…

バチがまわりまわってやってきた!!

今年の初めに長男の合格祈願のために、菅原道真誕生の地といわれている菅原天満宮にお参りに行…

日本人の収集癖について

音楽がストリーミングで聴けるようになり、CDが売れなくなって久しい。 このような状況下で…

ひとが死ぬと 行くところ

ぼくは幼少期、訳あって祖父母に育てられた。 祖父母は毎日のように喧嘩をしていた。祖母はそ…

宍道湖は 鳥の楽園 守ろうよ

宍道湖は 鳥の楽園 守ろうよ(詠み人 失念) この標語は家の前の公民館に昔貼られていた、…

人を見かけで判断してはいけません

人を見かけで判断してはいけない。 そういいつつも、けして自分は人を見かけで判断していないといいきれるだろうか。数年前に起きた四国(詳しく述べると差し障りがあるので、これくらいの範囲で話をさせてください)での殺人事件の話をしたい。 被害者は老婆で、当時、加害者はその息子ではないかとTVでは騒いだ。その息子は「自分はやっていない」といっていたが、取材者への対応のまずさのせいか、TVは犯人と決めつけたかのように報道したと記憶している。 さらに、悪いことに、その息子の人相が、い