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筋肉の成分と筋肥大の仕組み

ダイエット専門都立大学パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』にてパーソナルトレーニングをしております【泉妻颯】がご紹介致します。

皆さんは「筋肉」と言うとどんなイメージをお持ちですか?
・ムキムキになる
・痩せる
・力がつく

ただ、闇雲に筋トレをしても思うように筋肉はついてくれないものです。
バランスの良い食事、睡眠、ホルモンの分泌、、、など
効率良く筋肉を付けるためには、まず筋肉の性質や筋肥大の仕組みを知る必要があります!

今回はそこを詳しく紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください!

1、 筋肉の特徴と働き

身体の筋肉は大きく分けて、心臓を構成する「心筋」、内臓を構成する「内臓筋」、骨に付着して関節を動かす「骨格筋」に分類されます。
この中で意識的に動かすことができる筋肉は骨格筋のみです。

骨格筋は全身に数多く存在し、あらゆる関節動作に関わっています。
日常生活動作から複雑かつ激しいスポーツ動作に至るまで、すべての身体動作は骨格筋が各関節を動かすことによって成り立っています。

2、骨格筋の構造

骨格筋は1つの細胞である筋繊維が集まって構成され、筋繊維を束ねる結合組織が「筋膜」と言う形で骨格筋を覆っています。筋膜を縫うようにたくさんの血管や神経が通っているため、脳からの指令や様々な栄養が筋肉と運ばれます。
さらに筋繊維は「筋原繊維」と言う微小な繊維の束で構成されています。この筋原繊維に骨格筋が筋収縮するための機能が備わっています。

筋膜に覆われた筋繊維の束は筋束と呼ばれ筋束が太くなると皮下脂肪の上からその形状が浮き出て見えるようになります。骨格筋は皮下脂肪とともに体型の構成要素となり骨格筋が太くなるほどたくましい体型になります。

骨格筋は筋肉によって形状が異なり、それが太い腕といった特徴的な形状を作り出します。骨格筋の数にはほとんど個人差が見られないものの、骨格筋の大きさには個人差があります。また骨格筋は食事や運動によって人為的に筋肉を大きくすることが可能であり、さらにそれが大きな個人差とつながってきます。

骨格筋が大きくなることを一般的に筋肥大と呼び、筋肉の体積が増えて断面積が太くなれば原則的に筋力も比例して強くなります。

3、 筋肉が筋肥大する仕組み

骨格筋が成長して大きくなる筋肥大は、基本的に筋肉の体積が大きくなり、筋肉の断面積も太くなります。
筋原繊維の数が増えることで筋繊維が太くなり筋繊維が太くなることで筋肉の体積が大きくなります。

4、 タンパク質とアミノ酸

成人した人は、個人差もありますが体重の15%前後がタンパク質と言われています。標準的な成人男性であれば体には10kg前後のタンパク質が含まれていることになります。

最もタンパク質を多く含んでいるのが骨格筋であり、体に含まれるタンパク質の半分以上が筋肉に集まっています。タンパク質は骨格筋以外にも内臓や皮膚、毛髪、体も、爪に至るまで様々な形で全体の構成要素となっています。さらに、体内で働く酵素やホルモンの重要な材料としても使われています。
人体には少なくとも約30,000種類のタンパク質の存在が確認されていて、それぞれ異なる機能や特徴を持っています。すべてのタンパク質がわずか20種類のアミノ酸から成るタンパク質の種類によってアミノ酸の組み合わせも異なります。

アミノ酸は結合するとタンパク質になりますが、2〜100個程度のアミノ酸結合物はタンパク質として分類してペプチドと呼ばれます。タンパク質と同様にペプチドにも様々な機能があり、健康増進に作用するペプチドはサプリメントにもなっています。
食物として摂取した場合、アミノ酸や結合性の少ないペプチドは、タンパク質よりも消化吸収が早いです。

5、 骨格筋を動かすタンパク質

筋繊維を構成する筋原繊維はタンパク質からなるサルコメアで構成されています。サルコメアとは主に収縮タンパク質である ミオシンアクチンが規則正しく重なり合ったものであり、この2つの収縮タンパク質の働きによって筋肉が収縮し筋張力(筋肉が骨を引っ張る力)が発揮されます。
サルコメアが増えることで筋原繊維の数が増加し、筋肥大につながります。

6、まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は上記5つでまとめました。
かなり細かくまとめておりますので、数回に分けて紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』都立大学店にてパーソナルトレーナーをしております【泉妻颯】がご紹介致しました。

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