見出し画像

旭日酒造 もと摺り体験記

先週末に旭日酒造で、
伝統的な日本酒造りの方法の一つである
「もと摺り」を体験してきました。

「もと摺り」とは、桶に入れた蒸米と麹を
櫂棒(かいぼう) ですり潰す、伝統的な日本酒造りの方法です。
2人1組でペアを組んで、1回3分のもと摺りの作業を、1日に3回行います。
ちなみに、旭日酒造では11時、14時、15時の合計3回でした。

体験してみて面白かったのが
麹の発酵によって、蒸米の硬さが、それぞれの回で変わるんです!
1回目が、お米が一番硬く、かなりの力がいったのですが
2回目、3回目には、麹の発酵作用が加わってお米がだんだん柔らかくなり
3回目なんて、力を入れすぎると、桶から米が飛び出てしまうほど。

自分で体験してみて、驚きでした。

旭日酒造では、酒の仕込みの時期のうち
特に冬季に、もと摺り体験をしてもらっているということです。
興味のある方は、酒蔵に問い合わせをしてみると良いかもです。

旭日酒造のホームページはこちらになります。
http://jujiasahi.co.jp

今回のもと摺りで仕込んだ日本酒は、
今年の4月には出来上がるとのこと。
自分が関わった日本酒で乾杯できるのが、今から楽しみでなりません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?