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スマホで気軽に瞑想生活

瞑想が、心身のバランスを整えるものとして改めて注目を集めています。Google社が取り入れた話がよく引き合いに出されますが、近いものは日本文化にも根強く残り続けてきました。

TOKIWAアプリではこのような需要に合わせて瞑想機能を追加しました。

時間をあらかじめ設定するタイマーと、経過時間を測るストップウォッチ機能の両方を搭載しています。すでにダウンロードしていただいた方はアップデートで機能が追加されます。

TOKIWAは心身の健康管理ができるヘルスケアアプリです。ご家族やお友達とのデータの共有も可能です。無料でお使いいただけるので、興味を持っていただいた方はダウンロードしていただけると嬉しいです。

瞑想について

実はひとくちに瞑想、またそれに近いものと言っても、色々な種類があります。おそらく日本人の私たちにとって馴染みがあるのは仏教、特に禅における坐禅でしょうか。それに加えて、ヨガにおける瞑想を思い浮かべる人も多いかも知れません。

もちろんこれらは決定的な違いがあるもので、ひとまとめにすることはできません。しかしアプリ及び開発者側としては、より多くの人の役に立っていただきたいので厳密な定義などはあえて避けたいと思います。

どのような用途で使っていただくにせよ、初心のうちはタイマーを使うのがよいかもしれません。終わりがわかる、つまり予定に組み込みやすいタイマーなら、内面に目を向ける時間が取れないという方でも安心です。

日常的に省察を繰り返していけば、自然と忙しさの問題は解決されるかと思います。その時はぜひストップウォッチ機能も使ってみてください。

禅について

先ほど少し触れたので、禅についての参考文献を紹介したいと思います。興味のある方はアプリと一緒に読み進めてみてください。

有名な鈴木大拙の著書です、たくさんの本がありますが、いまや禅などの知識に乏しくなってしまった私たちには、西洋圏に向けて書かれた本が役に立つでしょう。

難解だと言われることもありますが、哲学等に見識のある方なら挑戦してみるのも良いかと思います。また、英語の論文として書かれたものであれば無料で読むことができます。

より実践的な内容を読みたいのなら、こちらがおすすめです。

冒頭には坐禅が図を用いて紹介されているので、初心者にもわかりやすくなっています。また題名にもある通り、公案というものについてしっかりと説明も行われています。

公案は思想や言語の枠組みの中で禅が語られるときにもよく登場し、また文学作品で取り上げられることもあります。前者の例としては以前紹介した井筒俊彦が公案について注目しています。

後者の文学作品ですが、これは有名な三島由紀夫の『金閣寺』を挙げるべきでしょう。猫にまつわる公案は、三島によって「美」に関する面が強調されてはいますがその解決法は手が加えられていません。この点について考えてみると、この作品の新しい観点が見えてくるのではないでしょうか。

さいごに

たくさんの方々にダウンロードして頂き、非常に嬉しく思っています。これからも機能の追加、改善は続けていくつもりです。ご意見、ご要望などもお待ちしています。これからもよろしくお願いします。

いただいたご支援は書籍の購入に充てたいと考えています。よろしければサポートよろしくお願いします。