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ドイツ留学 #4.留学保険(医療)

 ドイツに研究滞在をしているアラフォーです。
今回は滞在許可証や大学研究契約を行う際に必要であったドイツでの医療保険をどこにしたか、いつ準備したかの記録です。


海外に行く時の保険(クレカ)

 海外旅行をしたことがある方は活用された方もいるかもしれませんが、日本で発行されているクレジットカード各社には、海外旅行保険が付いているものが多くあります。
 普通に問題なく旅を終える場合、クレカは支払いに使ったり、現金を借りるなどくらいしか役には立たないのですが、事故や事件に巻き込まれた場合はとても役に立つのが海外旅行保険です(国内旅行保険もついているのも多いかも)。

 かくいう私は、モロッコのマラケシュで学会参加した時に強盗に襲われまして、財布からパスポートから、現金など、それこそ当時持っていた大事なものが全部盗られてしまいました。大事な鞄をナイフで切られて持っていかれたので、中に入れていたAirPodsなども全て行方不明となりました。総領事館のある町までも特急電車で5時間以上離れた、荒野の中で、絶望したことをよく覚えております。
 さておき、いろいろなんとかして帰国したのちに役立ったのが海外旅行保険でした。

 これは、海外に行く際は必須ではありませんが、私個人の経験としては持っておいて損はないかと思います。

 しかし、この海外旅行保険ではドイツでの長期滞在の滞在許可証(いわゆるビザ)の保険として利用することはできません。ドイツが求めている、歯の治療や妊娠出産、そのほかの手術をカバーできないからです。(あと、保険の対象となる範囲の説明文書などがドイツ語でもないので)

 でもあって便利かなーと思って持っているカードを紹介しておきます。私がもともと持っていたのは楽天カード(JCB)、マルイのエポスカード(VISA)、アメリカンエクスプレスの3種類です。結局のところ来てから分かったのは、ドイツではほぼVISAかマスターカードということです。
 まあでも、これらのカードは持っているだけでも保険にはなるので、使いはしておりませんが帯同してもらっています。
 あらためて記載する予定ですが、ドイツの銀行口座を開設する際にN26というところを契約し、そこのカードをマスターカードにしました。
 これだけ持っていたら、ほぼキャッシュレスで生活ができます。

研究滞在用に契約した保険


 私はDr.Walter / Educare24 Mというのを契約しました。理由は、必要な補償内容が含まれているのと、安かったからです。あとは、オンラインで全て契約もでき、自分でその期間も全部記載してお金も前払いしておけるので、日本にいる間に済ませられるから、というのもあります。
 詳細に関しては保険会社のホームページに記載されているので省きますが、ドクターヴァルターには、荷物保険 / 携行品損害保険は付帯していないので、やはりクレカの保険もあった方が安心でしょう。

https://www.educare24.de

 ちなみに一緒に来た配偶者も同じ保険に入っております。

 契約をして支払いを済ませると、全てメールで契約内容などが送られてきます。私の場合は平日に行ったためか、本当にすぐ届きました。研究契約先や役所での提示を求められるので、日本にいるうちにとりあえず全部印刷しておくことをお勧めします。英語版とドイツ語版が届きますが、両方印刷しておきました。

 私は2021年11月からドイツに来ましたが、日本の勤務先からの正式な留学許可証は10月に発行されました。直前過ぎてどうなのという感じですが、勤務先の決まりがそういうことだったので、やむなし。ちなみに11月10日の飛行機でドイツに行く予定でしたが、なんと8日まで仕事をしていました。(2連直😅)なので、この保険の申請などをしたのは10月のどこかの勤務先の当直中だったと思います。

 ドイツに送る荷物をまとめたのは11月9日で、その日の夕方にギリギリで郵便局から荷物を送りました。今考えてもやばすぎる日程でしたが、無事に来られてよかったです。

コロナ禍の留学

 おそらくコロナがなければ、もっと計画的に、いつから出発するかなどを決められると思います。しかし、コロナ禍ということもあって日々その感染状況や入国ルールが変わり、手続きに必要なものが何かも常に調べ続けねばなりません。私も何度日程変更したか分からなくなるくらい予定が変わりました。

 私の加入した保険に関してはコロナ感染症による入院や検査も全て保証に含まれているので、万が一ドイツでコロナになってもお金の心配はなさそうです。

 というわけで、留学の保険の話でした。
 ご参考になれば幸いです。

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