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すきなモノ、でもよく知らないモノ #2

第2回です。

第1回を見てくださった方、ただただ感謝です。

こないだはウキウキしちゃってたくさん書いちゃいました。
スマホで見にくかったですよね、ごめんなさい。

さて、第2回さっそくはじめたいと思います。

「すきなモノ」を考えるとだいたい人ばっかり浮かんでくるんですよ。
でもそればっかりじゃあ面白くないので、今回はこちらにします。

ハマチ

そうです、あのお魚のハマチです。

わたし、お寿司の中でいちばん好きなネタがハマチなんです。
(ほんとのことを言うと、いちばん好きなのはシャリです)

ちなみに、京都の回転寿司の中でもっとも美味しいハマチを提供してくれるのは暫定くら寿司です。マーヴェラス。

そんな大好きなハマチについて、わたしはほとんど知りません。
ブリかなんかの出世魚かしら、程度のもんです。

そこで「ハマチとは」でぐぐったところ、「ブリ」の写真と説明がドーンとでてきました。

イッツナンセンス!

アイニード「ハマチ」!

すると、ふむふむ、やはりブリの出世魚(ハマチ→メジロ→ブリ)で、「ハマチ」と呼ぶのは関西と四国くらいのようです。

「関東人はハマチを食べない」と聞いたことがありますが、なるほど、あの黒幕はブリでしたか。

ちなみに稚魚は「モジャコ」というらしいです。

… モジャコ?

「モジャコ」と聞いて連想する人はだれですか?

わたしは言わずもがな桑名正博です。

ちなみに「藻雑魚」という漢字で、別にモジャモジャとかそういうんじゃないんだから。

ちなみにブリの名称の由来については、

標準和名「ブリ」については、江戸時代の本草学者である貝原益軒が「脂多き魚なり、脂の上を略する」と語っており、「アブラ」が「ブラ」へ、さらに転訛し「ブリ」となったという説がある。

アブラアブラアブラブリブリブリ…

漢字「鰤」は「『師走』(12月)に脂が乗って旨くなる魚だから」、または「『師』は大魚であることを表すため」等の説がある。

なるほど、旬ということですね。
漢字の成り立ちは想いが込められていて面白いですね。

他にも身が赤くて「ブリブリ」しているからといった説がある。

…?!

身が…赤くて…ブリブリしてる…?

そんなことありますか!?

じゃあ、ブリブリしてるぶりっ子も全員ブリじゃないですか。彼女たちが出世魚の極みというのであれば、わたしは何だ、、モジャコじゃないですか!

…取り乱しました。

ハマチですよ、ブリじゃない、今回はハマチです。

ちなみに海外にも「出世魚」という概念はあるのか?
気になるますよね。

ちょっとぐぐってみたところ、あるようです。

有名なところではイギリスにおける鮭がそれにあたるようで、面白かったのが、酪農が盛んな地域では「出世魚」ならぬ「出世牛」や「出世羊」のような概念が根付いているようです。

つまり、出世魚という概念は、日本が海に囲まれた魚の宝庫であり、さらに人々はそれをとても大切に捉えていた証なのかな、と。

さて、ここでまたひとつ疑問が生まれました。

思い出してください、中学の頃、英語の授業で「おいくらですか?」は何て言うと習いましたか?

ハマチ イズ イット?

思春期のあの頃刻まれた「ハマチ イズ イット」、ハマチ文化のないところではどう受け入れられていたのでしょう。

よければまた教えてください。

では、今日はここらへんで。

ブリブリ!(バイバイ!)


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写真:wikipediaより