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底抜けの明るさは涙と痛みと優しさから…


【 ✨笑顔のその奥にあるもの✨ 】

整形外科病棟は入院患者さん、殆どの方が明るい。
でも
本当はみな痛くてつらいの。
                 
そしてひとりひとりの背景には
仕事のこと、それ以外のこと、
色々なことがある。
                
だけど明るい。
                
退院しても
すぐには仕事に復帰できないケースが大半。
                   
みんながみんなリモートワークはできないからね

リモートワークもずっと脚をおろしたままの姿勢
なんて当分できないし。            

実はね、
ここはみんな完全に治って帰る場所ではないの。

救急で運ばれたこの国立の医療研究センター。入院は急性期専門病院。
                   
基本的には普通のベッドはこれからの方にために
ある程度空けておかなければならないから、
出来るだけ早く退院して
リハビリ病院に転院、
または自宅からリハビリに通う形になる。
                  
だから
ここは、
《いなきゃいけないくらい大変な症状の方しかいない》ってこと。
                 
ある意味、退院してからが
本当のリハビリのスタート、とも言えるくらい急性期の人のみが集まってる。
                 
収入を断たれ
入院費はかかり
このご時世、面会できないから
家族や友人にも会えない。
痛みもある。
そんな中でみな
明るく笑ってる。
                 
廊下などではお互い相手が通りやすいように通路をよけ合い
助けあう。
                
退院していく人を
心から喜んで送り出してる。
                
ひとりひとりの明るさの奥には
涙がある。

でも現実を受け入れて
今はただただ治そうと前を向いてる。
                 
“♪♪涙の数だけ強くなれるよ♪♪”
という歌詞があったね。
                 
涙の数だけ
痛みの数だけ
笑顔になれるよ。優しくなれるよ。
                 
「リハビリ頑張ってね。」
「わ〜毎日頑張ってるね♪」
口先だけじゃないコトバなの。
(頑張ってね、ってコトバは使い方間違えると「毒」にもなるから注意が必要なの。でも、ここでの
頑張ってね、は優しさや
経験者からの温かいコトバ💕)
             
    
「西山さん、よくそんな状態で(怪我だけじゃなくて、抱えているものが大きいから。)
笑っていられるね。私なら笑えない〜!」
笑いながらそう言われた。
                 
私はいつも、
「宇宙がくれた大切な時間なの!)と答える(o^^o)
                
大きく生まれ変わるためのね。

わたし、入院前といまとでは確実に変わったよ。
たった1か月で。
(セッションや講座の質が格段に変わってくるレベルまでしっかり掴めたの。期待しててね💕)
                   
                
明るさ、強さの奥にある涙。
いつもいつもそこに気づける人で在りたい、と思った。
                
より本質や
その人の持ってる優しさに気づける人であろうと思った。

心から…
湧き上がる想い。

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