壁
乗り越えられない壁はない
って言うけど
あながち間違いじゃないと思う
でも
その乗り越え方はいろいろで
頑張って努力して乗り越えてもいい
逃げて遠回りしてなんなら避けてもいい
地道にコツコツ穴をあけてもいい
誰かに梯子をかけてもらってもいい
そんなふうに思う
ここで期待の話をしたけれど
私は私で息子に勝手に期待してた
それも無意識に
口ではそんなことない
って言いながら
本心ではめっちゃ期待してて
そんな自分が許せなかったんだけど
でもふと
それもひっくるめて親子なんだな
って
許せた瞬間があった
親子だから仕方ないんだよね
母子だから仕方ないんだよね
親にしかつくれない壁があって
なんかそれを頑張って乗り越えなきゃいけないと思い込んで
それができない自分を責めたり
そんな自分にがっかりしたり
それはダメなことなんじゃないかな
って思ってた
期待することは悪いことだと
でも
その壁をどうするかは
その期待をどうするかは
子どもが決めたらいいんだなって思った
努力するもよし
逃げるもよし
頼るもよし
それを自分で決めた時が
親からの自立なのかもしれない
親子ってなんだかとっても
愛おしいね
親子で、家族で関われる
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