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標準装備説

小学生の頃、同じクラスに昆虫に詳しい子がいた。
特に勉強ができるわけでもすごく運動が得意なわけでもなく、割と大人しめで目立たない男の子だったが、昆虫、とりわけ蝶に関してはやたら詳しかった。
40年近く経った今でも蝶々を見ると彼を思い出す。


すごく仲が良かったわけじゃないけど、近所に住んでいたから時々放課後に遊んだりもした。
彼から蝶々のことをいろいろ教わった。
代わりにという訳ではないけれど他の勉強は私が教えてあげたりもした。

そこには損得勘定とかなく、只々自分の得意をお互いに与え合う関係があるだけだった。
田舎の小さな学校だったから尚更かもしれないけれど、そういうことが当たり前みたいにあったなと思い出す。

でもそれが本来の人と人との関わり合いなんだろうなとも思う。
このお話の世界と同じ。

人って根底には利他的な心が必ずあるんじゃないかなと思っている。
勿論そうも言ってらんないいこととか、そうじゃないこともたくさんあるけれど、誰にでも標準装備されているけれど、諸事情でそれを忘れてしまったり使えなかったりしてるだけなんじゃないかと。

だから誰かの為に無理して頑張らなくても、自然に誰かの為になっちゃう。やっちゃう。
そういう生き物なんじゃないかと。
勝手に標準装備説を説く・笑

基本的には持ってるものを思い出すだけでいい。
そう思う。

小学生3、4年生の頃の自分。
その頃の自分が一番自分らしい。
その頃の自分を思い出す時間です。

〈もっと自分を好きになる自分科講座〉
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【参加費】3,000円
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【お申込み】
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お申込みページの曜日表記が間違えてました(汗)
23日は土曜日でしたね(汗)
こういう間違えよくやります。
教えてくれてありがとうございます。

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そして朝歌52

今日はめっちゃ涼しかった。

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