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2022年に発見したアーティスト9選
今年は結構真面目に音楽を聴いた年になったので、新しいアーティストの発見が捗りました。その中でトップ9順不同でリストを作ってみました。
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優良インディー・レーベル所属の優良物件も多数ありましたが、敢えてTikTokなどのSNS発信のアーティストやフリーで活動するアーティストを中心に選んでいます。
Ber
ロンドンを拠点に活動していた米国人シンガー・ソングライター。今は米国ミネソタ州に戻って米国で活動している。それまでTikTokなどのSNS発信のアーティストには全く興味がなかった私が彼女の音楽を聴いて180度気が変わった。歌唱力、ソングライティング能力、レコーディング・クオリティ、どれをとっても素晴らしい。
Isabel Pless
米国バーモント州を拠点に活動するシンガー・ソングライター。彼女もTikTokバズラー。歌唱力と声そのものの魅力、個性がしっかりしているのと、DTMでオケを作る上でエレクトロニカに寄りがちなSNS発信のシンガーソングライターと比較するとアコースティック・ギターを軸にサウンド・メイキングをしているセンスが良い。
Cate
ロンドンを拠点に活動するカナダ人シンガー・ソングライター。TikTokのフォロワー数は25万人を超えている。歌唱力を武器に「自分の声を魅力的にみせる曲」を書くのが得意。
Jordana
NYを拠点に活動するシンガー・ソングライター。ニューヨーカーらしい弾けたセンスの歌詞とふんわりした声のミスマッチが魅力。TV GirlやMagdalena Bayなどエレクトロニカ系TikTokバズラーとのコラボレーションも多く、昨年から今年にかけてリリースされた楽曲はレトロ感溢れるLo-Fi宅録サウンドなのでそこは好き嫌いが分かれるところかもしれないが、今いちばん、伸び代を感じる女性シンガーソングライターだと思う。
Bantam Lyons
フランスの5人組ポスト・パンク・バンド。2枚目のアルバムをリリースしたのが昨年で今年は何もリリースしてないんだけど、今年見つけた中で出色の出来だったので今年に入れてしまいます。米国のGezellig Recordsというレーベルからリリースしている。エディターズとかインターポールが好きな人は聴かないと人生損するタイプのバンド。
Sarah Kang
米国在住の韓国系シンガー・ソングライター。Tik Tokバズラーの特徴としてやたらと男性アーティストとのコラボレーションをする傾向があるのだが、そこが勿体ないと思うくらい、彼女の声とソングライティング能力は既に個性を確立した魅力的なものだ。
Noga Erez
イスラエル出身の女性ラッパー。YouTuberからスタートしているせいか、TikTokでの動画配信も上手い。今年、ウィーザーのシングルでフィーチャリングされたのを切っ掛けに聴き始めた。ウィーザー・サウンドのようなロックにもハマるし、ミッシー・エリオットとのコラボレーションも素晴らしかったが、ホーンを多用したアコースティック・サウンドのセンスが特に良く、オーケストラを従えたライブ・パフォーマンスなどクリエイティヴな引き出しがとにかく多い。10年に一度の逸材。
Spill Tab
メトロノミーのシングルでフィーチャリングされているのを聴いたのをきっかけに彼女のソロも聴き始めた。韓国とフランスにルーツを持ち、現在はLA拠点のシンガー・ソングライター。初期のトラックではフランス語で歌ってるものもある。
Jessie Buckley & Barnard Butler
今年見つけたも何も、みたいなほぼ番外編として書くけれども、言わずと知れた映画女優と元スウェードのギタリストであるバーナード・バトラーの2人組がデビュー・アルバムをリリース。ジェシー・バックリーの表現力の高さに息を呑む。
今日のパンが食べられます。