【№2902】成長したいなら数字の会議も必要!
こんにちは。泉川です。
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さて、昨日”会議はお客さまの為に”と記しましたが、自己のマネジメント力を成長させていくのであれば、少々ストレスのかかる数字の会議を経験する必要があります。
昨日も記したように、スモールジムと比較して一般的なスポーツクラブではマネジメント項目が大変多く、掘り下げるポイントはいくつもあり、その掘り下げ方やポイントの捉え方で大きく結果が変わります。
そうした中で最大成果を出すためにも「週次会議」×「PL」×「KPI」を用いて、議論することは必須ですね。
ちなみに、マネジメント力を上げていきたいなら、この3点セットが無ければ難しいように思います。
なぜなら、結果に対しての正しい進捗管理が出来ないからです。
よくある例はこんな感じ。
入会100名を目指しており、1週目段階で10名だった場合にあなたはどう思うでしょうか?
なんとなく、反応が悪いな~。
月末にかけて伸びてくるかな~。
もう1週間様子を見よう!
たぶん、こうした思考になるケースは多いでしょう。
ちなみに、クラブに”ピッチ率”というものが存在しており、マネジメントが効いているクラブの思考と会話は以下になります。
”1週目段階で10名ということは、ピッチ率25%なので月末は100名に対して40名の入会で着地する見込みなので、今の取り組みを変えるか?それとも今の方向性のまま販促部数を追加するのか?”
ポイントさえ抑えられていれば、自然とこうした議論になっていきます。
もうわかると思いますが、前者と後者だとどちらが結果につながるでしょうか?
前者のような会話をしていれば、2週目、3週目も何となく同じ会話をしながら時間が過ぎ、月末にかけてバタバタやってしまうケースですね。(笑)
これが週次会議でKPIを利用する大切さです。
また、会議内でPLを見ていく理由は、入会を挽回する為、追加販促を行ったと考えるなら経費が変わるので、当初計画した利益も変わります。
それらを当月で取り返す別施策を打つのか?来月に仕込むのか?といった判断をしていくためにも必要です。
こうして、在籍と利益を最大化していくようにマネジメントするのが、一般的なスポーツクラブの週次会議です。
こうした思考になれば、狙った結果を出しやすくなるので、運営がバタつくことはありません。
その為、起業して自分のジムを持ちたいと考えている方は、取り組む必要はあると思います。
ちなみに、こうした会議を強制的にやらせることも大切ですが、こんな人に強制することはオススメしません。
成長をそこまで望んでいない・・・。
厳しいことを言われたくない・・・。
マネジメント力を必要と思っていない・・・。
こした方に強制的に行っても、全く身につかないので本気で成長を求める人に対してしっかりとやることをお勧めします。
ただ、社会に出ているビジネスパーソンである以上は、身に着けていた方が良い能力だとは思いますね。
昔の会議を思い出すと、今でも胸がキュっと締め付けられますね。(笑)
来週からは、週次会議の詳細や会議中のワンシーンを題材に「その時どう思ったのか?」的な内容も書いていきたいと思います。
それではまた明日!
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