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「寝てるのに日中眠い、、」それ寝てません。【スタンフォード式最高の睡眠】

1.人生の1/3の質を上げると2/3も動き始める

みなさんしっかりと眠れていますか?

厚生労働省の2017年に行われた調査では、40代の男女の約半数が6時間未満しか睡眠をとっていないという結果になりました。

実際自分の肌感覚でも睡眠を十分にとれているのは暇な大学生くらいのものです。
ただ、長く眠っているからと言って日中の生産性が著しく低ければそれは質のいい睡眠とは言えないでしょう。

睡眠というのは人生の3分の1の時間を占めていて、睡眠が充実すれば起きている時間の充実度も確実に上がります。

OECDが発表している『世界幸福度ランキング』と『世界の睡眠時間調査』では、完全に一致してはいませんが睡眠時間が長い国ほど幸福度が高い傾向が見られます。

この記事を通して一人でも睡眠の質を高め人生の質を高める人が増えてくれたら嬉しいです☺

この記事は『スタンフォード式最高の睡眠』西野精治著書を参考にしています。

2.睡眠の質を高める3つのルール

①短い睡眠で最大効果を得る睡眠法

睡眠で大切なのは量より質です。

その質を高めるにはどうしたらいいのでしょう。

ズバリ黄金の90分を支配することです。

入眠した最初の90分は黄金の90分と言われ、ここで深く眠れないとそのあと何時間寝ても質のいい睡眠にはなりません。

逆に言えばどうしても睡眠時間が確保できず4時間や5時間しか眠れないというときは最初の90分を深い眠りにすれば最悪オーケーです。

ショートスリーパーで毎日4時間ほどの睡眠時間で生活している竹花貴騎さん(株式会社Lim代表)もこの方法を実践しています。

寝落ちしてしまったりすると最初の90分の質が下がってしまうのでできる限り黄金の90分の質を高めるよう意識しましょう。

具体的にどうするかを以下で説明していきます。

②入浴時間はいつ?

結論寝る90分前です。

例えば夜0時に寝る場合は、22時に入浴し22時30分に風呂から上がります。そしてもろもろ寝る準備をして本でも読みつつ23時50分には布団に入ります。

そうすることで健康的な人は5分から10分で眠りにつくので最高の入眠方法と言えるでしょう。

それでは、なぜ入浴から90分もの時間を空けるのでしょうか。
そこには人間の深部体温と皮膚体温が関わっています。

みなさんも体温が下がるときに人は眠くなるという話を聞いたことがあるかもしれません。

そこで示される体温とは厳密には深部体温のことです。

簡単に説明すると皮膚体温=表面の体温・深部体温=体内の体温のことです。

入浴により深部体温が上昇することは実験により明らかになっていますので、その体温の下がり始めが90分後ということですね。

おわかりいただけただろうか。

しかし実際この忙しい現代に90分もの余裕をもって入浴できるでしょうか。いや、できない。(反語)
むしろ湯船に入らない人も多いのではないかと思います。

「時間がない」「湯船に入りたくない」という方は大体寝る60分~30分前にシャワーを浴びるようにしましょう。

そうすることでグッと黄金の90分を迎えやすくなります☺

③アラームはどうかける

どう入眠するかという話は②で分かっていただけたかと思います。

では、次に最高の起床を体に促すには、どうすればよいのでしょうか。

「朝起きてもだるい、、」「毎日無理やり起きている、、」

などの悩みを持っている人は本当に多くいると思っていて、自分自身もずっとそうでした。

しかし、レム睡眠・ノンレム睡眠を理解することで朝めちゃめちゃ爽やかに、かつ自然に起きることが出来ます。

ではまずレム睡眠・ノンレム睡眠とは何か。

レムとはrapid eye movementの略で、レム睡眠の時は高速の眼球運動をしており脳が日中の情報処理や記憶の整理をしているといわれています。
ちなみに朝覚えている夢はこのレム睡眠の時に見ています。

その逆のノンレム睡眠の際はより深い眠りについています。

人間は睡眠中このレム・ノンレムのサイクルを繰り返していて、入眠時は90分ごと、朝に近づくにつれて約20分ほどのサイクルになります。

つまりレム睡眠の時に目覚めれば、よりすっきりと目覚めることが出来るんですね。
逆を言うと朝すっきり起きれない人はノンレム睡眠の時に目覚めている可能性が考えられます。

ということで結論20分ごとにアラームをかけましょう。

例えば7時に起きたい場合6時40分に少し小さめの音でアラームをかけ、7時に通常のアラームをかければ、ほぼ確実にどちらかがレム睡眠の状態なのですっきりと起きることができます。

6時40分のアラームを小さい音にしては気づかないのではと思うかもしれませんが、レム睡眠なら気づきますしノンレム睡眠なら気づかなくても次の7時のアラームで起きられるので問題ありません。

この方法上手くいけば20分前にすっきり起きれてとてもお得なので絶対明日からやってください☺

3.まとめ

このスタンフォード式の睡眠方法を実践すればあなたの睡眠の質は上がり、それと同時に人生の質が大きく上がります。

実践しない手はないですよね?

寝る90分前に入浴を済ます。
アラームは起きる時間の20分前と起きる時間にセットする。

これだけです。やりましょう。

今後も有益な情報を発信していきますのでこの記事がいいと思ったらいいねお願いします☺


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