猫ってすごい(日記：2021,05,08)

星宮の実家には猫が2匹いる。白と黒。
流石に名前は伏せるけど可愛い女の子。
ゴールデンウィークに帰らなかったから名前とか忘れられたら嫌だなって思って顔を出しに行ったんだけど、多分普通に覚えてくれていたと思う。

猫ちゃんは生きてるだけで100億点なんて言うけど、本当にその通りだ。
机の下に転がって20時間寝ていようが、話しかけてくる時は「ご飯」か「トイレとって」くらいだろうが、もう目に入るだけで可愛い。むしろ目に入らなくても可愛い。

うちの子はほんの少しだけぽっちゃりさんだから触るとふかふかで、何故だかちょっと甘い匂いがする。寝ている横腹に顔を押し付けてもクソ嫌そうな顔をするだけで許してくれるし、横になって隣を100回くらい叩き続けると30回に1回くらいはそこに座ってくれる。
何だこの凄すぎる生き物は、っていつも思う。

そこにいるだけで幸せで、一言鳴けば世界が救われる。スヤスヤと窓辺でお昼寝してようものなら曇り空すら笑顔になってしまう。
猫とはそんな生き物だ。

猫って本当にすごい。凄すぎる。
何がすごいって、この日記を書き始めた途端やって来て、星宮の背中を座布団にするんだからたまらない。
猫ちゃんはきっとわかっているのだ。人間の喜ぶポイントを。我々は猫ちゃん達のファンサで生かされている。
久しぶりに実家へ戻り、改めてそう思う星宮なのであった。