真夜中のコインランドリー(日記2021,05,15)
真夜中のコインランドリーって、なんとも言えない雰囲気があると思う。
星宮が通うところはずっとMVが流れているテレビが置いてあって、どんなに人がいなくても無音になることは無い。回る乾燥機とラジオから聞こえる知らないアーティストの曲。ただドラムが回るのを眺めているだけの数十分は永遠のように遠いのに、あっという間に時間が追い付いてくる。
誰もいない狭い空間の中で単調な動きを繰り返す物を眺めていると、まるで自分を見ているような気持ちになるから複雑だ。それで前に進んでいるつもりのよう