親しみやすさと現代アート、パブリックアート。 KOSUGE1-16 《2mのペットボトル》(勝どき)
日常的に見かける素材をやたら大きく/小さくする手法は創作の世界でよく見かけるが、《2mのペットボトル》ではその意味をストレートに味わえる。
この《2mのペットボトル》は、勝どき駅隣接の勝どきビュータワー1階に登場する。例えば、東京ビッグサイトにでっかいのこぎりが突然現れてもそういうこともあるかなと何となく思えるが、《2mのペットボトル》は街中に割と突然存在している。そこが良い。
中身もちゃんと水が入っているらしく、近寄ってみると水滴も確認出来て芸コマである。
真面目に考えると、なんでやたらでかいペットボトルがここにあるのかとか、上に乗っかっている猫はなに(招き猫? 猫除け? でも招いている感もなければ別にペットボトルを避けてもないし……)とか、単純に深みにハマれる要素を持っている。
現代アートはコンセプトが大事、作品について能動的に考えることが重要、なんて言われるが、《2mのペットボトル》は親しみやすくそれが身近に体感できる作品だ。
住所:東京都中央区勝どき1-8-1 勝どきビュータワー
【参考】
KOSUGE1-16. 「あけましておめでとうございます」. KOSUGE1-16の日誌, (2021-09-23)
Hanes. 「今だからこそ知りたい!気になるパブリックアートの正体」
. 中央区観光協会特派員ブログ, (2021-09-23)
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