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10/18「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」レポート

10月18日に「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」を開催しました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
会議が終了してからも、皆さんとお話が盛り上がり「問いづくり」への熱意を感じることができました。内容をご報告いたします。


「問いづくりの教科書(仮)」2020年夏 出版決定!

なんと、2020年夏「問いづくりの教科書(仮)」が出版されることが決定しました! まだ、タイトルは正式に決定していません。という事情から(仮)がついています。監修として吉岡太郎さんにご協力をお願いしています。

「問い」は、さまざまな力を持っています。こちらの投げかける「問い」次第で、相手が夢中なったり、考えや理解を深めたり、さらにはグループの対話が進んだりします。

今までは「ファシリテーション講座」として、私がワークショップをデザイン・実施するときに行っている問いづくりのポイントを、お伝えしてきました。その中で、多くの方が問いづくりは「難しい、困っている」と聞き、誰もが問いをつくれるようになる本を作りたいと考えるようになりました。

本書は、自分の思考力を高めるだけでなく、相手のやる気や考えを引き出す問いを、誰もがつくれる本を目指しています。

出版企画会議vol.0

出版企画会議は、本の内容をいち早くお伝えし、ワークを体験、内容への要望を出せる会議です。今回は、グラフィック・カタリストの成田富男さんに、グラフィック・レコーディングで内容をまとめてもらいました。

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また、参加いただいた皆さんにはアンバサダーに就任していただき、積極的に本やイベントの内容を発信してくださいとお伝えしました。

ハッシュタグは  #問いづくりの教科書 #IZW式  です。

情報の発信・共有をしていただくことで、皆さんの頭の中が整理され、問いづくりに関する知識が深まる効果があるはずです。

良い問い・機能する問い

誰かに問いを投げたとき、どのような反応が返ってきたら「良い問い」だと言えるでしょうか? 逆にどのような反応が返ってきたら「悪い問い」だと言えるでしょうか?

問いにはいくつもの機能があります。考えてほしいとか、発言してほしいとか、そういうものが問いの機能です。狙った機能のところに刺さるような問いが、機能する問いだと考えます。

良い問いなのか、悪い問いなのかではなく、その問いは正しく機能しているかを考えてください。そうすることで、自分の問いのつくり方の改善点が見えてくるでしょう。

今まで、問いを「K」「D」つまり「カン」「度胸」でつくっていませんか?
これからは「P」「D」つまり「プラクティス(練習)」と「デザイン」で、狙いに刺さる問いをつくっていきましょう。

問いづくりの練習

問いづくりには、プラクティス(練習)が必要です。この本では、部分ごとに行う筋トレのような形で練習をデザインしています。順を追って少しずつ積み重ねていくことで、さまざまな問いの機能について把握することができますし、問いを考える方法の持ちネタを増やすこともできます。

練習の方法として、1人称の問い、2人称の問い、3人称の問いと、ステップアップしていきます。

今回は、1人称の問いとして「赤いポストの絵を見て、たくさん問いを考える」と、2人称の問いとして「本当はやめたいのにやめられないコト」を聞き出す問いをWhy禁止で考えるワークを、体験してもらいました。

皆様からのご意見

お答えいただいたアンケートの内容についてお話したり、ご要望を伺いました。成田さんのグラフィック・レコーディングをご参考にしてください。

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次回開催!

11月 4日 vol.0 大阪 関西大学梅田キャンパス ※同等内容
11月29日 vol.1 東京 国連大学
 1月10日 vol.2 東京 DNPプラザ
 2月 7日 vol.3 東京 DNPプラザ

vol.0の大阪は、vol.1~3については、新たなワークを行いますので、何度でもご参加いただけます。

詳細はこちらから
https://www.facebook.com/groups/izawa.qft/


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