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あるオブジェクトからさまざまな問いをつくろう

目に見えるものから、問いをつくる

つまりあらゆる目に見えるものから、全方位的に問いをつくってみましょう。難しく感じられるでしょうか?

誰しもかつては問いづくりのスペシャリスト

しかし、ほとんどの方は、問いのスペシャリストだった時代があります。それは、3歳~4歳のころ、あらゆるものに「なに?」「なんで?」と言っていた時代です。

繰り返しになりますが、これは練習ですので、奇をてらう必要はありません。また、全方位的に多くつくることが目標ですので、「よい問いをつくろう」と考えることはもってのほかです。

「よい問いをつくろう」の呪縛

“よい問い”(とは)と考えてしまうことが、そもそもの心のブレーキになり、逆説的にそのようなものから遠ざかる原因になってしまうのです。そして、問いをたくさんつくる、いわば“筋肉”がなければ、狙ったところに問いを出すこともできません。3~4歳の気持ちで、どんどん問いをつくってみましょう。

赤いポストから問いをつくってみる

ここでの“対象となるオブジェクト”は「赤いポスト」とします。すぐに「ポストはなぜ赤い?」と言葉が浮かんだあなた、グッドです。ただ、言い回しは「ポストはなぜ赤いのですか?」と言葉を補って疑問形にしておきましょう。

「ポストはなぜ赤いのですか?」は“赤い”/“ポスト”に対して、英語で言えば“Why”という疑問詞とbe動詞から構成されます。

5W1H(How は How many なども含むことにします)を参考に、動詞を1つだけつけて(逆にいえば、その他の余計な言葉はできるだけつけずに)問いをつくってみましょう。

1つの疑問詞に対して、できれば2つ、最低でも1つの問いを書き出してみましょう。

Who(誰が):例 誰が赤いポストを掃除しますか?

When(いつ):

Where(どこ):

What(何):

Why(なぜ):

How(どのように/どのくらい):

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