考え方の癖❓
もう9カ月も更新していませんでした💦
割と昔から自分の欠点かなぁと思っていることなのですが、分からないことや不安なことを人に聞くのが苦手です。
仕事においても、人に聞くよりまずは自分でやらないといけないと思い、後から『何だ、聞いてくれたら良かったのに』と言われることも度々ありました。
なぜこんな事態に陥りやすいのかなと色々考えると、子供時代、特に場面緘黙症だった頃は1人で全部悩みを抱え込んでいたのが大きいのかなと思いました。
私が場面緘黙症だったのはもう30年以上前のことです。日本で、いや世界で❓場面緘黙症は世間にほとんど知られておらず、親も学校の先生も私が学校で話せないのは精神疾患ではなく私の性格の問題だと捉えていました。インターネットも普及しておらず、場面緘黙症の本も出版されていなかったと思います。
私自身も、普通に学校生活を送りたい。けど学校で同年代の人と話せないのは変だなと思いつつも、親や先生に『困っている、どうしよう』と打ち明けることが出来ませんでした。むしろ変に目立ちたくなくて、学校で話せないの自分を親に隠そうとしました。(バレてはいたけど)
『どうせ言っても理解してもらえない。どう話して良いかわからない。依存されてウザいと思われたら嫌だな。』
そんな思い込みが自分をずっと苦しめていました。
もう15年くらい前、私が20代前半の頃に職場の上司から
『あなたは、すごく真面目な人。だけど、答えをほとんど自分に求めすぎている。わからないことや不安なことを人に聞くのは恥でない。むしろ、そのままだと自分も他人も困るよ。あなたはもっと人に頼って良いんだよ。』
ということを言ってくれて、私は涙が止まりませんでした。自分で何でも解決しないといけない。そういう思い込みがどれだけ自分を苦しめていたか。
聞くのは一時の恥。聞かぬは一生の恥。 ということわざもありますね。質問するだけでなく、自分の考え、状態を素直に話せることがどれほど大切かということがわかります。
30代後半の現在も、不安や疑問などを自分の中で消化しようとしたり、
『もっと人に聞けば良かった』と思うこともしばしばあります。
例えば、家の間取りを決める時、ハウスメーカーの担当営業から何の提案もなく、ハウスメーカー各支店にいる設計士とも対面することなく、自分たちで間取りを決めないといけないと思い込んで(思い込まされて)住んでみたら不便さに気づいて後悔したり。第三者の建築士による間取り診断サービスを知っていたら。不安や疑問を感じたらネットで調べて他に頼るべきだった。そんな失敗もありました。
世の中、親切に良心的なアドバイスをしてくれる人ばかりではないですよね。だからこそ、相談する相手を見極めることも大事にはなりますが。昔の職場の上司が言ってくれたことがいかに有難いか分かります。
まだまだ気を付けないと自分で抱え込んでしまう癖があり、染みついた思考の癖を治すのは本当に大変です。失敗して気づくこともあります。過去のことは変えられないですが、今後 疑問や不安を抱えたままにせず、少しでも不安を解消して仕事をしたり、人生の色々なことを決めて行きたいと思います。
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