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2024 ものづくり事始め

こんにちは。マザーテラス須藤です。
昨年から取り組み始めた地元島根県雲南市産のコットンで下着をつくるプロジェクト。ついにファーストサンプルを作成できるところまでたどり着きました。


冒頭の画像は、コットン生地に型紙を仮置きしたところ。
遠く離れた土地にお住まいのパタンナーさんとの出会いにより、本格的に制作していただいたパターンが届きました。夢にも見たものづくりがスタートしつつあります。

これまでたくさんの方のご協力により、なんとかこの景色までたどり着けたこと、本当に感謝です。

ご協力、ご助言を頂いた皆様、本当にありがとうございます。



2023年収穫のコットン

1月には、2023年収穫のコットンの種繰り作業などを見学させてもらいました!昨年11月頃の収穫時には開ききっていなかったコットンも自然に乾燥するとこのようにコットンボールの花が開くそうです。

自然に開くのを待ってもらえるコットンって幸せ者だなぁ。


無骨な種繰り機

実直に働く、ザ・農業機械って感じがカッコイイ無骨な種繰り機。
静かで実直な、働き者って、かっこいい。

上の口部分にコットンボールを入れると、

コットンの種の引き出し

このように下の引き出し部分に種だけが集まる仕組です。
すっごくシンプルなんですね。地道な作業です。


今日は、このような農家さんの汗の結晶のコットンを糸にして、生地にしたものと、長らく待ってやっと届いた部材一式を、県内の縫製工場さんに向けて発送しました。

世界の有名ブランドの縫製をも引き受けておられる素晴らしい縫製工場さん。いよいよ、来週からのサンプル作りが始まります。どんな姿が生まれてくるのか、めちゃくちゃ楽しみです(^^)


部材一式を発送しました(^^)

おまけ

ちょっとしたハプニングにより、生機(きはだ)と呼ばれる織り上げたばかりの生地を、湯通しして縫製前にあえて縮ませることで狂いをなくすための作業を今日は自宅の台所で行いました。

いつもはパスタをゆでている大鍋で、90度のお湯で約5分、ゆらゆらと煮込んで、家庭用の洗濯乾燥機で乾燥させること2時間。

上:糸工場さん仕上げ 下:我が家のキッチン仕上げ

ちゃんと美しい生地に仕上がりました!!
キッチンで布を作っているって、なんかすっごく不思議な感じがしたけれど、こうやって時間をかけてものづくりに携わると、いかに市場に出回っている商品の陰にたくさんの方々の努力と時間がかかっているのかと、感謝の気持ちが湧き上がってきます。

また、今後のレポートもこちらのnoteに更新していきます。
応援宜しくお願い致します!


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