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自己肯定感

私の教育の根本は、これなんです。
でも、自分を犠牲にしてはいけなかった。

私の母校は研究校でした。
がんばる!が、通常装備になりました。
そして、あまり褒められない家庭で育ちました。

がんばらなくてもがんばっても、どちらでもOK!
この感覚が育ちにくい環境だったと思います。
人より敏感だった分、思春期になって大変に凹みました。
もともとの性格もあるのですが、泣いてばかりの私を励ましてくれる優しい彼氏もいたのに、
自分に自信がなくて、嫌いでした。

"勉強なんてできなくてもいい"
"自分を好きで愛していれば、それだけで何にでも挑戦できる"

これが、根本にあります。

だからか、どうしても自己肯定感が満たされていない子が気になってしまうし、
そういう子も愛してほしいと"出て"きます🌱💥
学校現場ではそれは問題行動として出てしまうことが多いので、
集団生活を送る上では困ることが多いですし、
そういう子が多いと私の手に負えなくなります。

誤解を解くためにお伝えさせていただくと、
毎年そうではないし、みんなにこにこ😊、
時には寂しいと涙を流して😢解散します。
(というか、休職に至った年もそうでした。)

そういう子も満たしてあげたい。
でも私も大切にしたい。
そして他の子にとってもいつでも居心地のよい教室に。

欲張りです。
それに、学校の本分は『集団生活』と『学習』です。
これが成り立たなければなりません。

自分の軸にあることは、人が育つために大切なことだし、大事にしたい。
どうすれば、どの環境であれば、その大切さの実現が叶うのか…。
これから見つけていくことなのかな…と思っています。



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